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デリケートゾーンのできもの、病気、婦人科で解決できる?

デリケートゾーンのできもの、病気、婦人科で解決できる?

ほったらかしにしがちなデリケートゾーンの悩み。痒み、痛み、できものや生理痛など、そのままにしておくと危険な可能性もあります。女性特有のデリケートゾーンの悩みと、その解決方法についてご紹介します。

2022.02.18

デリケートゾーンの悩み、誰に相談したら良いかわからない

デリケートゾーンに違和感や体調の不安を感じても、誰にも相談できなかったり、なかなか病院に診察にいくことができなかったりする方も多いのではないでしょうか。

  デリケートゾーンに少し異変を感じたら、大きな病院にすぐ行けなくても、まずは近所の婦人科、産婦人科、またはレディーズクリニックで相談してみてましょう。悩みを相談して適切な処置をしてくれたり、必要があれば専門病院を紹介してくれたりします。  

デリケートゾーンの悩み4選

よく聞くデリケートゾーンの悩みをご紹介します。

痒みを伴う、膣ガンジダ・皮膚炎の悩み

デリケートゾーンに痒みを感じる原因は、下着の擦れによる皮膚の炎症やアレルギーなどさまざま。特に女性の5人に1人程度が経験すると言われる膣ガンジダは、できるだけ早い診察を推奨されている病気の1つ。

  体調不良時、過労や疲労を感じている時に発症すると言われており、自然治癒もできますが、塗り薬を処方されるケースが多く、早めの治療が効果的です。  

痛みや不調を伴う、PMS・生理痛の悩み

月経前に精神的・身体的不調が数日続くPMSで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。重い生理痛が日常生活に影響している人も少なくないと思います。私も悩んでいる女性の1人です。

  長い間、病院に行かず痛み止めを飲んでごまかし、寝て忘れるなどで乗り越えていましたが、別件で婦人科に訪れた時にしっかりと相談をし、低容量ピルの処方と生活習慣のアドバイスを受けてから、今ではだいぶ悩みが軽減されました。まずは病院に行き専門家に相談することで解決策が見つかるかもしれません。  

更年期女性に多い尿もれと、多くの女性が経験するお湯漏れの悩み

くしゃみをはじめ、ふとした瞬間に起こると言われる尿もれ。閉経や出産後に起こりやすいと言われていますが、ほとんどの原因が骨盤底筋の歪みや緩み。約8割がトレーニングにより改善されるとも言われています。

  湯船から出た後に膣から水が垂れてくるお湯漏れは、膣の緩みや疲労等が原因と言われています。いずれもトレーニングにより改善が期待できますが、あまりに重度であれば病院にて治療も可能なので、婦人科で適切な処方を受けることをおすすめします。  

自覚症状がないことが多い、子宮頸がん

これまでの悩みとは異なり、子宮頸がんは悪化する前の症状があまりなく、自分では気付きにくい病気と言われています。

  そのため、定期的な検診で子宮の状況を確認する必要があります。婦人科・産婦人科・レディースクリニックや、健康診断センター等でも受けることができるので、できれば1年に1度は健康診断と同じように、子宮頸がん検診に行ってみてはいかがでしょうか。  

異変を感じたら、すぐに近所の婦人科・産婦人科・レディースクリニックへ

女性特有のデリケートゾーンの悩み。インターネットで調べられる便利な時代ですが、自分の健康に関わることなので、異変を感じたらすぐに専門医に相談をしに行きましょう。そして、症状がでてからではなく、日常的に自分の身体の変化に気を配ることで、病のリスクを回避できるかもしれません。

■Writer's Profile

あんぬ

20代OL/大手外資系キャリアコンサルタント/バックパッカー/新卒1年目で中絶を経験/誰もが生きやすい世の中実現のため、性教育支援や中絶経験者コミュニティー設立等活動中。 

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