
膣内トラブル回避や妊娠準備に。膣・子宮内検査「Ubu」やってみました
女性のからだは繊細でデリケート。だからこそ自分の健康は、できるだけ自分で守りたいですよね。人間ドッグや健康診断と同じように膣・子宮の健康もチェックできる検査はないかな?と思い、探して見つけたのが「Ubu(ウブ)」のチェックキット。
膣や子宮内の善玉菌を検査することで、デリケートゾーンケアや妊娠・出産のトラブル、感染症の予防が期待できるそうです。どんな診断をしてくれるのか、実際にチャレンジしてみました。
女性の健康を守る子宮・膣内フローラって?
体の中にある腸内フローラと同じように、膣や子宮内には女性の健康と深く関わるさまざまな細菌が存在します。そのなかでも病原菌の侵入や感染症の予防に大切とされているのが善玉菌(=ラクトバチルス菌)の存在。

子宮内フローラが正常、つまり善玉菌がたくさんある子宮環境ほど、妊娠率・妊娠継続率・生児出生率が上がるという事例は、スタンフォード大学の調査研究結果でも公開されており、デリケートゾーンの健康チェックとして注目を集めているそうです。
Ubu Check kitがやってきた!
どうやって膣・子宮内の細菌チェックができるのか?どんな流れで何を分析してくれるのか?そんな疑問からトライしてみようと取り寄せた Ubu Check kit。病院に行って検査するのはハードル高い……と思っていただけに、自宅で採取して専門の検査センターに送って分析してもらう流れは、ありがたいものです。

こちらがUbu Check kit。シンプルでかわいらしいボックスで届きます。中を開けてみると……?

下記のものが同梱物として入っています。すべて淡いピンクで統一されていて、やさしく見守ってくれるような雰囲気です。
- チェックキット(綿棒と保存液容器)
- キットIDシール
- チャック付きポリ袋
- 返信用封筒
- 生活習慣アンケート
- 説明書
- ガイドブック
- 同意書

ガイドブックを開いてみると、膣・子宮内をチェックするメリットや現役産婦人科医のコメント、善玉菌が少ないとわかったときに意識すべきことなどが書かれていました。イラストが入っているので、思った以上に読みやすいです!
ちなみに抗生剤を摂取している方は、検査結果に影響を与える可能性があるそうですので、抗生剤を摂取された後1ヶ月以上あけてからの検査がおすすめです。
まずはアンケートから!
早く結果が知りたいということで、善は急げ!到着した当日にさっそくアンケートを記入しました。

アンケートは質問に対して回答を選択していくものがほとんど。質問にどんどん答えていけば、5分くらいで記入は終わります。アンケートの回答内容が検査結果に反映されますので、ここはわかる範囲で正直に書くことが大事です。
採取時の痛みはゼロ!
アンケートの記入を終えたら、いよいよ採取。注射が大嫌いで耳のピアスが開けられないくらい痛みに弱い私でも問題なく採取できたので、痛みに弱い方にもおすすめです。

保存液容器を袋から開封して、
箱の穴に置いたら準備OKです。
採取用の麺棒を膣内に挿入し、膣内で20回ほどクルクル回転。痛みはゼロです。生理中に採取すると正しい結果が出ない可能性があるため、生理が終わってから採取してください。
細菌を採取したら、保存容器の中に麺棒をいれ、麺棒の某部分をカット。フタをしてIDシールを容器に貼り、ポリ袋に入れたらアンケートとチェックキットを返送用封筒に入れて投函します。採取をしたら1週間以内に送りましょう。
約1ヶ月後に検査結果が到着!

チェックキットを専門の検査センターに送って約1ヶ月後。ついに検査結果が届きました。ドキドキしながら封書を開けると「検査結果」「アドバイスブック」が入っています。

実際の検査結果がこちら。膣・子宮内の善玉菌(ラクトバチルス菌)が90%以上を占めていると、悪玉菌の増殖を防いでくれるそうです。イラストとグラフを交えながら検査結果のポイントをまとめてくれているので、初めてでもわかりやすいという印象でした。
ストレスや生活環境など、さまざまな理由で善玉菌の割合が減ってしまう可能性もあるので、自分の体と向き合う機会にもなりそうですね。検査結果は希望を出せばデータでもらうこともできました。スマホやパソコンでデータ管理したい方にもおすすめです!
まとめ
人生初の膣・子宮内検査にチャレンジは、思った以上に自宅でかんたんにできて痛みもなし。病院で定期的な健康診断を受けることも大切ですが、忙しくて行けない方には、ちょうどいい健康チェックだと思います。気になった方はチェックしてみてくださいね。
取材協力:Ubu
■Writer's Profile
izumi
ライフスタイルライター|日本化粧品検定1級|TCカラーセラピスト|旅、美容、グルメ、おしゃれ、働くアラフォーの心に響いたリアルライフを執筆
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