image4.jpg

Wellness

【管理栄養士監修】食べてキレイになる、糖質とのうまい付き合い方は?

みなさんは1日に糖質をどのくらい食べていますか?

最近はダイエットで糖質制限を取り入れている人もいて、主食(ご飯、パン)が避けられる傾向にあります。しかし、糖質は体と頭を動かすために必須の栄養素であり、美容にも欠かせません。とはいえ、食べ過ぎは確かに体重増加などの原因になるので、注意が必要です。

そこで、食べてキレイに痩せるための糖質との付き合い方について解説します。

2021.09.23公開

糖質は女性らしい体つきに必須な栄養素

image1.jpg

三大栄養素のひとつである炭水化物は、糖質と食物繊維に分類されます。

炭水化物=糖質+食物繊維

よく糖質=炭水化物と勘違いされやすいのですが、炭水化物には食物繊維も含まれます。

糖質は水分を溜め込む性質があり、みずみずしくツヤのある肌作りに欠かせません。

また、糖質は体内でエネルギーに変換、利用されます。適度な量を毎日食べて、しっかり体を動かす、頭を使うなど消費するそのサイクルを回すことで、代謝もアップさせます。

糖質制限で痩せるとどうなる

糖質制限で痩せる仕組みを解説します。

先に述べたとおり、糖質は水分を溜め込みやすい作用があるので、糖質を抜くと体内の水分量が減ります。これにより、体重が減ります。

次に、糖質をカットすることでエネルギー源が脂質とたんぱく質にシフトします。そうすると、脂肪は燃焼してエネルギー源となるまでに時間がかかるため、先に筋肉を分解することによるエネルギーの生産が始まります。

基本的に脂肪よりも筋肉の方が重いため、糖質制限を初めてすぐに体重がガクンと落ち、徐々に停滞期に入ります。そのため、リバウンドする人も多いのが現実です。

さらに、糖質が体の中で枯渇してしまうと、女性ホルモンの分泌にも影響してしまうため、月経不順やバストから不自然に痩せてしまうなどの可能性があります。

食べてキレイに痩せる、糖質との付き合い方

image5.jpg

女性らしい体を保ちながら、キレイにスッキリ痩せたい人は血糖値を急激に上げないような食事の工夫をしましょう。

例えば、お菓子やケーキなどに含まれる白砂糖は、一気に吸収されるため血糖値を急上昇させ、太りやすい糖質と言われます。

一方で、お米やパン、パスタなどに含まれる糖質は、消化・吸収のスピードがゆっくりで血糖値を緩やかに上げます。また、お米やパンの種類によってはよりダイエットに最適なものもあります。

果物は糖質多めである一方、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの美容に嬉しい栄養素がたくさん入っているので、積極的に摂って欲しい食材です。

果物は糖質多めである一方、ビタミン・ミネラル・食物繊維などの美容に嬉しい栄養素がたくさん入っているので、積極的に摂って欲しい食材です。

また、1日あたりの糖質量は、1日の総エネルギー摂取量のうち50〜60%を目安にしましょう。

例えば、1日あたり1800kcal摂るのであれば、糖質量は225〜270gになります。

これは、ご飯であればお茶碗3〜4杯分程度の糖質量です。

おすすめの食材

玄米

image8.jpg

白米は精米する過程で、多くのビタミン・ミネラル・食物繊維を失います。精米する前の状態である玄米は、白米と比べて栄養価が高く、血糖値も上げにくいためおすすめの主食です。ただし、発芽していない状態の玄米は鉄分の吸収を阻害する可能性もあるので、しっかり水に浸けて炊飯するようにしましょう。

オートミール

image3.jpg

穀類の一種であるオートミールは、食物繊維が豊富で白米の約8倍の量が含まれます。血糖値を上げにくく、アレンジ方法も豊富で、調理もすぐにできるのでおすすめの食材です。お通じもよくなり、腸内環境が整うことで美肌効果も期待できます。

フルーツ

image6.jpg

日本人は1日あたりフルーツの摂取量が少ないと言われています。フルーツにはビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、美肌効果や代謝アップなど女性に嬉しい効果が期待できます。間食にクッキーなどを食べている人は、果物に置き換えることで美容に良い栄養素を取り入れましょう。キウイ、バナナ、みかんなどは手軽に購入でき、オフィスでも食べやすいのでオススメです。

まとめ

image7.jpg

糖質は体と頭のエネルギー源になるだけでなく、正常なホルモンバランスや女性らしいふんわりしたバストとツヤのある肌に欠かせない栄養素です。

食べ過ぎや、種類によっては肥満を招きますが、種類と量を調整し、血糖値を急激に上げないよう工夫することで食べながらキレイに痩せることは可能です。さらに運動(ヨガや筋トレ、有酸素)を組み合わせることで、スッキリとしたボデイメイクも期待できます。

今回の記事を参考に、日々の食事の中で糖質とうまく付き合い、理想の身体作りをしていきましょう!

■Writer's Profile

Kwhr ai

管理栄養士 / フリーランスライター&コンサル / 環境系大学院の博士課程にて乳酸菌の研究中 / 腸内環境とセルフケア / プラントベース(ヴィーガン)な暮らしを満喫中

instagram : @kwhr_ai
twitter : @kwhr_ai
精油pic

最上のフランキンセンスで、本来の自分へと導く「Nu Frankincense」

ウッディでスパイシーな香りで心身を穏やかにしてくれる、フランキンセンス。実は、植樹が極めて難しい種のため、なかなか上質なものにも出会えないのが実情。今回は希少とされる南オマーン産ボスウェリアサクラのフランキンセンスを扱う、「最上のフランキンセンスで、本来の自分へと導く「Nu Frankincense」をご紹介。なぜだか自分と繋がるような、潜在的に働きかけてくれる香りを楽しんで。

2025.04.07

Wellness

0049_xlarge

PRプロデューサー・笹木郁乃さんが語る、「“いいモノ”だけでは売れない時代に、どう戦う? PRの極意とは」

「エアウィーヴ」「バーミキュラ」を大ヒットさせた立役者でもある、PRプロデューサー・笹木郁乃さんにインタビュー。「PRは、社会を変える力がある」と語る笹木さん。その極意とは? そして仕事や家庭を両立しながらのライフスタイル、自身の在り方についてお伺いしてきました。

2025.04.03

Interview

Career

IMG_9036

♯グッドバイブスウーマンvol.10<カツヤマケイコさん/イラストレーター>

#グッドバイブスウーマン。その方の信念や生き方、在り方がわかるような、「10の質問」をお届けします。本連載は、グッドバイブスな友人・知人をご紹介していくリレー形式。第十回目にご登場いただくのは、イラストレーターのカツヤマケイコさん。

2025.04.01

Interview

Wellness

画像2

地球に優しい、人に優しいものづくりを。CASA FLINEの今とこれから

ウェルビーイングブランドの先駆けである「CASA FLINE(カーサフライン)」をピックアップ。同ブランドは、「地球環境と人に優しい」をテーマに、都会の感度を持ったサステナブルライフを提案するライフスタイルセレクトショップ。また、オリジナルでウェア、アクセサリーなどを展開。2018年に誕生し、ファッション界でも話題となったCASA FLINEが目指すものとは?

2025.03.22

Wellness

DSC00094

“カリユガの時代”を、どう生きるか? 「幸せはあなたの目の前にある」アガスティアの葉 日本代表の窓口・ゆふさんにインタビュー

南インドにてヨガやアーユルヴェーダの叡智を学び、アガスティアの葉を開いたことをきっかけに、現在はアガスティアの葉の窓口として活動するゆふさん。アガスティアの葉とは、なぜ存在するのか。そして、古の聖者たちは何を私たちに伝えたかったのか-。そしてゆふさんの人生を懸けたミッションとは?

2025.03.09

Interview

Wellness