Wellness
【御自愛】/心・体・魂、そして社会の健康を目指したウェルネスブランド
「よりよい社会と地球に」をテーマに、本質的なモノ・コトを紹介する「My Muse Selection」。第五回目は、ウェルネスブランド『御自愛 by zen place』。
2024.09.16公開
ウェルネスやエシカルといった言葉が使われるようになった近年、さまざまなプロダクトが誕生しています。
しかしながら、一方向からはポジティブに見えることでも、異なる側面から見るとネガティブな要素をはらんでいることは往々にしてあります。
それが“悪”ということではありませんが、もう少し俯瞰で見て、あらゆる角度からウェルネスというものが考えられたら、よりよい社会、そして地球へと向かうのではないでしょうか。
そんなふうに細部までこだわったブランド、それが『御自愛 by zen place』です。
自然製法にこだわりながら、ココロ、カラダ、スピリット、そしてソーシャルまでも健康に。
オーガニックでクリーンな「CBD」や生薬、植物を使用したプロダクトが揃います。
『御自愛 by zen place』(以下『御自愛』)は日本の「身土不二(しんどふじ)」という精神性に基づいてプロダクトを制作。
「身土不二」とは、“人間と土は切っても切り離せず、人の健やかさは、その土地のものを食べることにより育まれている”という仏教の教え。
その理念をもとに、『御自愛』のモノ創りでは
・100%天然由来であること。
・日本の農家や生産者を実際に訪れ、託された国産原料を積極的に採用
・自然製法(添加物や身体に不要な成分の一切を排除)
という3つにこだわっています。
ただ商品をつくることがゴールではなく、さまざまな人との関わりのなかでの想いが重なり、創り出されているのが本ブランドの特徴。
「日本各地の農家や生産者を訪れ、対話を重ねていくなかで、日本のモノ創りとそれを紡ぐ人の想いを社会、人、未来の子どもたちに届けるという使命のようなものに突き動かされてブランドの立ち上げにいたりました」(ブランドプロデューサー・麻田沙織さん)
そんな対話のなかで、本当にいいものをつくるために生まれたキーワードが、「自愛(慈愛)」と「他愛」。
大量生産、大量消費、飽食、環境負荷といった、現代社会に対し、自然との在り方や人が心身から健康になるための「自愛」をサポート。
そして人の健康を育む大地、水、微生物といった自然界、それを紡ぐ人たちの背景の物語を伝えていくことによって、従来の食や消費、健康や自然に対する在り方を考えるきっかけやアクションといった環境や社会に対する「他愛」も目指しています。
『御自愛』はこれまでの、コストや効率、合理性を重視した「物作り」の対局にある、自然への敬愛も含めたメッセージを届けることに邁進している、“循環したモノ創り”をしています。
『御自愛』は現在、全国にスタジオを構えるピラティス・ヨガスタジオ「zen place」が運営。なぜ、ピラティス・ヨガスタジオとの取り組みがスタートしたのでしょうか。
「『zen place』は日本全国にスタジオを構えるピラティス・ヨガスタジオ。20年前より一貫して心と身体、精神性についてピラティスヨガを通じ、人のWell-beingをサポートすることにつとめてきた企業です。
より踏み込んだ形でウェルネスサポートを実現するプロダクトを長年模索してきたなかで、そのKey成分に日本では古代縄文より大切に繋がれてきた麻由来のCBDの持つ、心と身体、精神性への寄与に着目。PB(プライベートブランド)立ち上げのプロジェクトを4年前より開始しました。
その後、既に始動していた『御自愛』のブランドの世界観に融和性を感じブランド譲渡することによって、今日にいたっています。目指すところは、ピラティスヨガ×御自愛製品を取り入れることにより、『氣=エネルギーを中動態に整える』現代社会で人が豊かに暮らすための、ウェルネスライフスタイルの提案です」(ブランドプロデューサー・麻田沙織さん)
日本古来より伝わる「身土不二」の精神に基づき、国産の自然栽培を営む生産者と取り組んだ生薬や植物を中心に、日本初有機JAS認証取得Bio Remedy CBDを融合したプロダクトを展開。
自然のチカラだけで「自愛(慈愛)」「他愛」を創造します。
あらゆるアプローチで、包括的なウェルビーイングが叶う『御自愛』。
すべての人がホリスティックな生き方ができるために。その一助となるようなブランドです。
暮らしのなかにぜひ、取り入れてみてください。
取材・文/竹尾園美
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