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Interview

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「デンマークに恋をした私の、海外生活のリアル」クロアチア/デンマーク在住・岡安夏来さん

#海外で挑戦する女性 #海外で自分らしく暮らす

「海外で挑戦する女性たち」。第五回目にお話を伺うのは、クロアチアを拠点に、デンマークやドイツなどのヨーロッパを行き来している岡安夏来さん。

2024.07.26公開

■Natsuki Okayasu

東京都出身。大学卒業後は、大手アパレル企業に就職し、営業として勤務。2018年に退職し、デンマークの教育機関「フォルケホイスコーレ」に留学。卒業後はデンマーク・コペンハーゲンにある北欧の時計ブランド『Nordgreen(ノードグリーン)』に就職。主にWEBサイトの運営やインフルエンサーマーケティングに携わる。2021年末に転職し、ヴィンテージ/アンティーク・インテリア雑貨ショップ『&VINTAGE(アンドビンテージ)』、『Tokyo apartment store(トウキョウアパートメントストア)のオンライン事業担当に就任。現在はクロアチアを拠点にデンマークやドイツなど、EU諸国を転々としながら暮らしている。

@okayasunatsuki

海外生活のきっかけは、「デンマークが大好きだったから」。そんなシンプルかつ純粋な理由で海外暮らしを始めた岡安さんは、2018年にデンマークに留学。海外生活は6年目。現在は、ヨーロッパにいながら東京・原宿にあるヴィンテージ家具・インテリア雑貨のWEBサイトの運営やマーケティングなど、オンライン事業全般に携わっている。いまの時代だからこそできる働き方を体現している岡安さん。住んでみたからこそわかったことや、得た気づきとは。

はじまりはデンマーク人との恋

21歳のある日、就職活動を終えて、「大学生活でやり残したことはないか」と考えていた岡安さんは、「海外留学をしてみたい」と思い立った。その行き先はどこでもいい。学生のうちに海外で生活してみたい、というほのかな憧れ。この気持ちは、多くの人が共感できるだろう。

「(留学したいと)親に相談してみたのですが、来年には就職するというこのタイミングでは難しいだろう、と反対され、あえなく玉砕しました。ただ、ちょうど通っている大学の交換留学生と一緒に住める寮があることを知って、ここなら日本にいながら海外生活を味わえるのでは?と思い、半年ほどその寮で暮らすことにしたんです」

そして、そこで一番仲良くなったのがデンマーク出身の学生たち。さまざまな国の学生がいるなかで、なぜデンマーク人だったのだろうか。

「デンマーク人の子たちは、自分の考えや価値観をしっかり持っています。たとえば、最近では変わってきていますが、日本では当たり前のように受験して、就職活動をして、会社に入って結婚して…というなんとなくお決まりのレールをまずは目指す風潮がありますよね。私自身、そこに疑問を持たず、当たり前だと思っていました。そんな私に、『なぜ就職活動をするの?』と、デンマーク人の友達は質問してきたんです。なぜ、と問われても私は答えられなくて。彼・彼女らにとってはひとつひとつの選択を自分たちで考えているからこその素朴な疑問。いかに自分で考えた行動ではなく、日本で刷り込まれてきた社会的常識に沿って生きてしまってきたかということを、気づかせてくれました。

そして、とても普段から“いま”を大切にして生きています。みんなで一緒に渋谷で開催されていたお祭りに遊びにいったとき、 “大人数だしお店に入るなら早く探さないと!”とせかせかしていたら、『とりあえずリラックスして、いまこの雰囲気を楽しもうよ!』と諭されてしまって。東京にいるととくに時間に追われてしまって、つい次のことを考えがちですが、デンマーク人の友達はいまこの瞬間をゆったりとした気持ちで楽しもうとする。そういった考え方がとても素敵だな、と思いました。

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クロアチアのプリトヴィッツ湖国立公園にて

それに私は当時、英語がまったく話せなかったのですが、デンマーク人の子たちはそんな私にも一生懸命話しかけてくれたんです。それもうれしかった」

そんなふうに、岡安さんはちょっとした恋愛もはさみながら、デンマーク人と仲良くなり、そこからデンマークという国に興味を持ち始め、卒業旅行もデンマークへ。卒業後は大手アパレル企業に入社し、営業職として働きながら、デンマーク愛は持ち続けていた。

「学生時代のデンマーク人との恋愛は、結局うまくはいかずでしたが(笑)、社会人になっても引き続きデンマーク推しの日々で、都内でデンマークのイベントがあれば参加し、年に一度の夏休みもデンマークへ旅行していました。まわりにはデンマーク愛を語りながら『私は3年後にデンマークに住む!』と言っていたので、すっかり私=デンマークのイメージがついて、テレビでデンマーク特集があると必ず誰かから連絡がくるほど(笑)。知れば知るほど、デンマークのことが大好きになっていきました」

「仕事は楽しく、充実した日々ではあった」という岡安さん。しかし、日本の大企業ならではの年功序列の社会や根性論、休みが少ない勤務形態に疑問を感じることもあった。

「デンマークは残業ゼロなのに生産性が高いといわれています。また、世界幸福度ランキングは常に上位。デンマークには『Hygge(ヒュッゲ)』という言葉がありますが、これはリラックスした時間で満たされていることを大切にする概念で、たとえば家族や友達との食事やお茶を楽しむ時間など、物質的なことより精神的な豊かさを重視する考え方。日本で働くことがイヤだったわけではないけれど、こういった価値観のあるデンマークで働いてみたい、という思いは心のどこかでずっとありました」


そして、入社して3年がたったとき、「本当にデンマークに行くの?」「3年目だけど、会社は辞めるの?」とまわりからお尻を叩き始められたという岡安さん。「さすがに、自分でずっと言っていたことだし、これは本当に行かないと、と思って(笑)」と、会社を辞めてデンマークへ行くことを決意。「フォルケホイスコーレ」というデンマーク発祥の「人生のための学校」と呼ばれる教育機関へ留学。17歳以上であれば国籍問わずに誰でも入学でき、試験もなく、先生も生徒も同じ宿舎の中で共同生活を営みながら学ぶという、北欧独自の学校だ。

「ここではデンマークの文化を学んだり、人生そのものを見つめ直すような、そんな時間でした。ただ、この学校は単位などもなく自由な時間がたくさんあるぶん、すべては自分次第。その自由さが、きついと感じることもありました。それまで3年間、休み返上でたくさん働いてきたので、いきなりポンっと自由な時間を渡されてもどうすればいいのかわからなくなってしまって。

私の場合、『デンマークで働く』が目標。時間を持て余してもしかたないし、デンマークで就職するのは難しいと聞いていたので、学校に通いながら面接のアプライをしたり、とにかく就職するための準備期間にしていました」

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カラフルな建物が連なるデンマーク・コペンハーゲン


そんななか、縁があって北欧の時計ブランド『Nordgreen(ノードグリーン)』での仕事が決まる。就労ビザも取得でき、ちょうど日本のマーケットを広げるタイミングで、日本人も多く働いている会社だっため働きやすさも抜群だった。

「アパレルの企業にいたため、PRをしていくうえで日本でのツテもあるし、社会人生活をしていたゆえに日本の業界ならではの礼儀も知っていたので、そのあたりは重宝してもらえました。日本人の上司だったため、もっと上の役職のイギリス人が何を言っているかわからなくても(笑)、なんとかできる環境もありがたかったです」

海外で働くことで生まれた劣等感

思い描いていたデンマークでの暮らしは、実際どうだったのか。

「1年間の学生時代を経て、働きたい!という欲求が増していたのでリラックスするはおろか、働きまくっていました(笑)。でも、スタートアップの会社だったし仕事はやりがいがあり、とても楽しかったです。住んでいたコペンハーゲンはコンパクトな範囲にぎゅっといろんなものが詰まっていて、友達にもすぐ会えるし、海や自然も近く住み心地もよかったです。不満があるとすれば、物価が高いところでしょうか。

ただ、ヨーロッパ系の同僚がほとんどだったのですが、彼らのプレゼン能力が非常に優れていて、その話術に圧倒され、勉強になるのと同時に劣等感はずっとありました。そこではきれいなととのった資料は必要なくて、いかに目的のための手段やアイデアを相手に伝えられるか、が勝負。私は英語がまわりのみんなより拙く、うまく伝えたいことを伝えられなかったので、暮らすことはできても海外でみんなと対等に働くにはビジネス英語のスキルは必要だな、ということを痛感しました」

デンマークで就職するまでトントン拍子だった岡安さんだったが、職場では文化や価値観の違いがあり何かと気を揉む出来事もあったとか。

「デンマーク人って、謝ることより、その次の対策についてどうするかを提案する。日本の企業では『とにかく誠意のある謝罪が大事』と教えられてきて、取引先相手との間でミスが生じたら、部長を連れて謝罪の挨拶へ行く、ということが当たり前でした。こちらでは、ミスをされた側もとくに謝ってほしいと思っていないんです。『で、どうする?』という生産的な会話になります。

あと、WEBサイトの文言でミスを見つけたことがあって、それを夕方の定時前くらいに社員に指摘したところ、『このミスに対して売り上げが下がる確率ってどれくらいだと思う?』と言われてしまって。デンマーク人は仕事とプライベートをきっちり分けている人がほとんどなので、残業をあまりしません。定時前にミスを伝えて残業せずに帰ることで、罪悪感を持たせるようなプレッシャーをかけないで、ということも言われました。仕事なのでミスはすぐに修正するもの、という考え方でしたが、これも私のなかでの“当たり前”。自分の当たり前が、無意識のうちに誰かのプレッシャーになっていたり、傷つけるということがあり得ることなのだ、という学びでした。どちらが正しい、正しくないということではなく当たり前の基準はみんな違うということ。これは、日本人に対しても同じです。だから、誰かと向き合うときに自分の“当たり前”を押し付けないように気をつけよう、と思うようになりました」

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デンマークの夕景


職場でプライベートの部分は互いにあまり関与しないデンマークでは、そのぶんチームでやり遂げた達成感は日本に比べて感じづらい。仲間意識を高めたい人にとっては少し、物足りないかもしれない。また、デンマーク人(欧米人特有かもしれない)は残業をしないが、最低限の成果は求められるので、成果が上げられない人はクビになってしまうこともある。日本はよほどのことがなければクビにはならないが、同じ給料でも働く人、働かない人の差が出てしまうことも否めない。どちらもメリット・デメリットであるし、人によって居心地のよさも変わるだろう。つまりは良し悪しである。

「高校の教師をしているデンマーク人の友達がいるのですが、勉強に関わること以外の生徒の相談事は自分の仕事の管轄外、ということで相談室に案内するそうです。そこらへんはすごくさっぱりしていますね。公私混同はしない人が多いです。でも、決して冷たいわけではなくて。ドライだけど温かい、というのがデンマーク人の印象です」

恋愛面でもドライ(?)で落ち着いている男女が多いとか。

「日本人の恋愛って、もちろん人によりますが、もし価値観が違ってもどちらかが寄り添ったり、お互いが歩み寄ろうとしたり、価値観のすり合わせをしてとりあえず努力しようとするじゃないですか。好きだったら尚更目をつむろうとするというか。それでダメだったら別れよう、となると思うんです。デンマーク人は、価値観が違ってそれが合わないと感じたら、『お互い(価値観や性格を)変える必要もないし、じゃあ別れよう』と、あっさり別れちゃう人、多い気がします。

また、デンマークは離婚率が高く、シングルマザーやシングルファザーが多いです。社会福祉が整っているので子育てしやすいのもあるかもしれませんが、離婚したあとも子どもは両親のもとを行き来するパターンが多く、離婚にネガティブなイメージがあまりありません。でもコロナ禍で価値観が変わったのか、ここ数年で離婚率はぐっと下がったみたいなので、これから変わるかもしれないですね」

手に入れたはずの自由が窮屈さに変わった3年目

デンマークでの生活は、「自由を手に入れた気がした」という岡安さん。しかしそれは、新しい土地で、まだ“何者でもない”自分がまっさらな状態でいたから。デンマークで暮らし始めて3年ほどたった頃、なんだかモヤっとすることが増えたそう。

「英語もよくわからなかったおかげで、微妙なニュアンスがわからず全部ポジティブに受け取ることができていました。でも、暮らしてみて3年もたつと言葉のニュアンスもわかってきて批判的な言葉も汲み取れるようになってきたことで、落ち込んだりすることもあったり。また、知り合いも増えてきてコミュニティもある程度できあがってきたことで、多少の窮屈さを感じてもきました。それと同時に、会社が大きくなったことで組織編成があったり、方向性が変わっていったことで、違和感を覚え始めました。『このままでいいのか?』という思いがよぎって、30歳手前でそろそろ結婚したかった時期でもあり、この先の未来に不安を抱いていました」


すべてが新しくキラキラとしていたものが暮らしに慣れてきたことで、日常のひとコマになってきた3年目。別段大きな出来事があったわけではないからこそ、悶々と悩んでいた岡安さんは、そのモヤモヤを払拭すべく、ふと思い立ってフランス・パリへひとり旅をした。そしてその旅で、奇跡的な出会いをする。

「以前から知り合いだった、いま働いているヴィンテージ家具やインテリア雑貨を扱う会社の社長が偶然にも同じタイミングで、パリにいらしたんです。パリではディナーに連れていってもらいました。社長はクリエイティブに溢れる方で、仕事のこと、その想いやパッションをたくさん共有してくれました。そして会話のなかの自然な流れで、私もお仕事をご一緒することになったのです。しかも、東京にオフィスがあるにも関わらず、海外で暮らしながらフルリモートで働かせてもらえることに。私のワガママを受け入れてくださり、社長には感謝しています。『この社長のもとで働きたい』というのが一番の理由です。そんなところは、やっぱり自分は日本人らしい選択だなぁと思います(笑)」


そして、2021年末に転職。いまでは東京のオフィスとやりとりしながらオンライン事業を中心に携わっている。しかし、自由な働き方ではあるがゆえに就労ビザがきれるためデンマークに長期間できない、というデメリットも生じた。

「そのためノマドビザを取得し、クロアチアやドイツなど、さまざまなEU諸国を転々とすることになりました。大変ではありますが、いろんな国を見られるのはとても楽しいです。クロアチアは店員さんがまったく笑わないんですよ(笑)。最初は怒ってるの!?と思いましたが、この国ではそれが当たり前なんですよね。常識って本当にその国それぞれで違うし、面白いなぁ、とつくづく思います」

ノマドな生活をしながら、自由に生きている岡安さん。誰もがうらやむような海外ライフを送っているようにも見えるが、「この先の不安がないわけではない」と話す。

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街並みが素敵なクロアチア

「私の人生で一番大切にしていることは、“自由”。そういう点ではとても幸せです。それでも、このまま永遠にノマドでいるわけにはいかないだろうし、いまの会社にずっといられるかもわからない。未来に対して不安になることはあります。

それで、今後のキャリアも考えて来年デンマークのコペンハーゲンにある大学院にいこうと思っているんです。いまの私の英語スキルはビジネスレベルに達していないので、このままだと日本のマーケット内でしか働けないし、プレゼン能力もまったく足りていないと感じています。より自分の可能性を広げるためにも、もっと英語やビジネスのことを勉強したいと思っています。自由でいたいからこそ、経済的不安やプレッシャーをあまり抱えたくないんです」

自由を手に入れるための努力。そう、どこへ行くにも、生きるということは大変なのだ。岡安さんにとって、日本にいるよりイレギュラーなことも多いであろう海外へ飛び出たことの、最大のメリットはなんだったのだろうか。


「自分のなかで当たり前だと思っていた常識や、社会で一般的とされる言葉や行動、価値観、それらがすべてではないということがわかったこと。日本にいたときより、ぐっと視野が広がったと思います。海外へ行くまでの私は自分がつくった小さな枠組みにとらわれていて、そのなかで必死に頑張っていた。でも、そこで頑張りすぎて失敗したり挫折をすると、起きた事柄はたいしたことないのに絶望的な気持ちになるんですよね。小さな世界にいると、ちょっとしたことで『明日からもう生きていけないかも』と思ってしまう。海外で暮らしたことで、その枠が外れてニュートラルな自分になった気がします。

外国人との出会いはもちろん、日本にいると同じような価値観の人と一緒にいがちですが、海外で出会う日本人は同じ人種というだけで自然と仲良くなるので、さまざまな価値観を持った人とお話ができるので、出会いの幅も広がりました」

今後日本に戻ることは?と聞くと、「いまのところは、考えていないです。でも海外で住む諸先輩からは、『60歳を過ぎると日本に戻りたくなるよ』とも言われているので、いつどこでどんなふうに思うかは、私も未知です」と岡安さん。すべてはタイミングで、そのときの気持ちを大事にすることが、第一だ。

最後に海外に移住したい人へのアドバイスをお願いすると、「まずはイベントにいって情報収集したり、現地に暮らしている人の話を聞いたり、暮らすことをイメージしながら旅をするなど行動に起こしていくといいですよ!」とのこと。

まずは何事も行動! 海外移住をお考えの方、リサーチから始めてみてはいかがだろうか。



ここ数年でリモートでも働ける仕事も増え、移住者はぐっと増えている。日本がいい・悪いではなく、自分が生きている世界を広げるには、海外で暮らすことはひとつの手段にもなる。自分に合わなかったら、帰ってくればいい。SNSで見る世界と、自分の目で見て体感する世界は必ず違うはずだ。

すべての人が自由でいる権利がある。そして本当の自由とは、「自分が選択したいことを選択できる自分でいること」。そのための努力は、どんな場所でも必要かもしれない。



取材・文/竹尾園美

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