今もなお、終わりが見えないパンデミックがゆえ、ライフスタイルに変化が起きた方も多いのではないでしょうか。誰もが想像し得なかった今の生活で、気持ち的にも切り替えが難しかったり、気分がどんよりしてしまう日もあるかもしれません。
実際に私は、0歳8ヶ月の乳飲み子を育てるママであり、育児に家事、仕事に追われる毎日です。生活環境がゆえ、自由な生活とは程遠く1日の大半以上を家の中で過ごし、マンネリしがちな毎日をいかにハッピーに過ごすか?に意識を向けて、このハッピールーティンにたどり着きました。今回は、私が実践している「ママも赤ちゃんも1日を笑顔で過ごせるハッピールーティン」をご紹介いたします。
朝はゆっくり、6:30頃から目を覚まして、7時までには寝室から出ます。POINT! 起き抜けに、スマートフォンに手が伸びてしまう方が多いと思いますが、ここはグッと堪えて、ベッドの上でストレッチをしたり、赤ちゃんとのスキンシップ時間を楽しみましょう!
赤ちゃんの朝ごはんタイムです。ママも時間が許せば、一緒に軽食をとります。
赤ちゃんの朝ごはんタイムが終わったら、朝活の時間です。赤ちゃんと一緒に朝のお散歩に出かけます。
Point
朝活は、季節や天気によっては難しいことがあるかもしれませんが、朝に少しでも太陽を浴びて、外の空気を吸うと自律神経が整いリラックス効果も得られるので、ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか? お天気の悪い日は、1分間の深呼吸をするだけで、ストレスを軽減する効果が得られます。 朝のお散歩を日課にしてからは、赤ちゃんの寝ぐずりがだいぶ軽減されました!
朝のお散歩が終わったら、赤ちゃんはお昼寝開始です。
お待ちかねのママ時間、自分のために美味しいコーヒーを淹れてブランチを楽しみます。ここで初めて、スマートフォンのチェック!
ママのお仕事開始です。赤ちゃんが起きるまで、仕事に没頭します。
赤ちゃんのお目覚めに合わせて、午後の活動のためにもママもお昼休憩はしっかりと取ります。
ここで一度、午前中を振り返ってみましょう。洗濯機を回したり朝の洗い物などできる範囲の家事は、時間の合間を縫って午前中に済ませますが、掃除機をかけたり、夕飯の支度などの大掛かりな家事は、午後に後回しにしています。朝から育児に家事に追われてママが疲れてしまっては、元も子もありません。代わりに、しっかりと朝活で頭も体も起こして、1日のスケジュールの確認をして、午後に備えます。
お昼休憩の後は、家事や仕事の合間を縫って、赤ちゃんと遊ぶ時間を忘れずに。たっぷり遊んだら、赤ちゃんは午後のお昼寝時間、ママはアフタヌーンティーを楽しみながら、お仕事の再開です。
赤ちゃんの夕食、お風呂を済ませ、寝かしつけます。
Point
寝る前に同じ事を繰り返すと、赤ちゃん自身が「これをしたら寝る時間」と認識してくれるので、夕飯からベッドに行くまでのルーティンを崩さないことが大切です。ちなみに、我が家ではここからはパパの出番です。ひとりで頑張らずに頼れる人にお願いします。夫婦で楽しく育児を通して、家族みんなでコミュニケーションが取れて一石二鳥です。
まだまだ夜間の授乳で起こされるので、美肌と健康のためにも遅くても、10時までには就寝します。
Point
寝室に行ったらスマートフォンは禁止!良質な睡眠をとって明日に備えます。
赤ちゃんが寝た後、自分の就寝時間まで、思う存分好きなだけ自分時間や夫婦時間を満喫します。こうやって書き出してみると、ママの1日は本当にあっという間ですよね。アメリカには”Happy Wife Happy Life”という言葉があります。これは、家庭の中心である妻や母親が幸せなら、人生そのものが幸せという意味です。本当にその通りで、ママが1日を笑って過ごすだけで、赤ちゃんもパパもみんなが幸せに1日が過ごせます。
逆に、ママがどんよりしていると、赤ちゃんも機嫌が悪かったり、そんな姿をみてさらにイライラしてしまったり…パパに気を使わせてしまったりと悪循環です。そのため、ママがハッピーに1日を過ごせるルーティンはとっても大切です。ハッピールーティンが出来てからは、赤ちゃんの生活リズムも整い自然とグズグズする時間が減り、何気ない平凡な1日が充実した素敵な1日に変わりました。
それでも、赤ちゃんを育てながらだと、思い通りに進まないことが多くあります。そんな時はゆっくり深呼吸をして、ママも手を止めて、赤ちゃんと一緒におやすみするのもひとつの手です。頑張りすぎないことが大切です。在宅ワークをしていると、育児に家事、仕事の全てを家で行うことになり、気がつくと働きっぱなし!なんてこともあります。
時間配分を決めて、働く時間を設定するのも大切なポイントです。私の時間配分は、午前中に2時間、午後に2時間、赤ちゃんが寝静まった後に1時間、パソコンと向き合う時間は、1日にだいたい5時間前後と決めています。しっかりとルーティンと時間配分を決めてからは、時間や仕事に追われることなく快適に過ごせるようになりました。
ライフスタイルは人それぞれですが、言ってしまえば、ママは家庭のCEOです。しっかりとタイムスケジュールを組み、ルーティンを決めて、ライフマネジメントをし、1日1日を自分らしく過ごせるハッピールーティンを見つけてみてはいかがでしょうか。
最近の記事
Recent articles
「手つかずの地球(ジオ)の風景がおもてなし」。地球や人との繋がりに思いを馳せるジオホテル
本質的なモノ・コト・旅を紹介する「My Muse Selection」。今回は、島根県・隠岐諸島に位置する“泊まれるジオパークの拠点” 「Entô」をご紹介。
2024.12.09
Wellness
Culture
「自分の可能性にオープンであることが、新しい道を切り拓く」NY在住キュレーター・斯波雅子さんが導く日本アート界の新境地
NY在住歴は約20年。現地でアート団体を運営する斯波雅子さんにインタビュー。大学時代からアートに魅了され、アート界の中心地でもあるNYで転職を繰り返しながらアーティストをサポート。2020年に独立し、アート&テック系の事業会社や非営利団体を立ち上げた彼女。活動の真意や、そのうえで大切にしているマインドなどを伺ってみました。 Photo by Dave Krugman
2024.12.05
Interview
Career
「一人ひとりが成長ではなく、“成熟”していく世界へ」食べる瞑想を通して伝えたい、本質的な豊かさとは/Zen Eating代表・Momoeさん
禅や食べる瞑想「Zen Eating」を伝えながら、国内外で活動しているZen Eating代表・Momoeさんにインタビュー。食べる瞑想「Zen Eating」とは、今日からできる、幸せな食事の方法です。そして、私たちがあらゆるものとつながっているということを気づかせてくれます。Momoeさんが、Zen Eatingを通して実現したい世界とは? そして、今後の世界で問われる、本質的なWell-beingとは。
2024.12.01
Interview
Wellness
♯グッドバイブスウーマンvol.6<鈴木優菜さん/衣装・刺繍作家>
#グッドバイブスウーマン。その方の信念や生き方、在り方がわかるような、「10の質問」をお届けします。本連載は、グッドバイブスな友人・知人をご紹介していくリレー形式。第六回目にご登場いただくのは、衣装・刺繍作家の鈴木優菜さん。
2024.11.22
Interview
♯グッドバイブスウーマンvol.5<山田祐実さん/フリーランスカメラマン>
#グッドバイブスウーマン。その方の信念や生き方、在り方がわかるような、「10の質問」をお届けします。本連載は、グッドバイブスな友人・知人をご紹介していくリレー形式。第五回目にご登場いただくのは、フリーランスカメラマンの山田祐実さん。
2024.11.12
Interview