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エマ・ワトソンの名言集。全ての女性に届けたい知的で凛とした言葉たち
女性をエンパワメントするという、エマ・ワトソンの名言とはどんなもの?有名女優にして才女と名高い彼女の言葉を、自立や成長、自分らしさといった視点別にまとめみました。エマ・ワトソンのプロフィールも踏まえて、心に響く彼女の名言をチェックしてみよう。
2020.10.15公開
エマ・ワトソンと言えば、映画「ハリー・ポッター」シリーズのハーマイオニー・グレンジャーを演じたことで有名。女優としてのデビュー作が世界的に大ヒットしたシリーズであったことから、華々しいキャリアを築き始めました。
また私生活でも、英国統一試験制度でほぼA+評価を修めたという才女。イエール大学やケンブリッジ大学にも合格していて、最終的にはアイビー・リーグの名門校ブラウン大学に進学・卒業しました。役どころであったハーマイオニーもホグワーツ魔法魔術学校が誇る才女であったことから、リアルハーマイオニーとの呼び声も高いのです。
エマ・ワトソンは、自身がフェミニストであると公表しています。「男女とも同等の権利と機会を持つべき」という信条のもと、国連などで影響力のある英語スピーチを行っているほど活動の幅は広く持っています。UN Women(国連女性機関)親善大使として挑んだ英語スピーチは、世の中の多くの女性に勇気を与えました。
エマ・ワトソンの名言は、国連や世界経済フォーラムで行った英語スピーチから生まれたものがたくさんあります。自分をエンパワメントするための座右の銘として選ばれることが多いのです。
2020年にはKERINGの新たな取締役として就任。KERINGといえば、世界3大ラグジュアリー・コングロマリットとして有名なグループ。GUCCIやBALENCIAGAなどを傘下に置いています。
また取締役だけでなく、サステナビリティ委員会のトップも兼任することが発表されています。子役時代から、ファッションとサステナビリティの関係に興味を持っていたエマ・ワトソンらしい選択だといえるでしょう。
フェミニズムとは“男性も女性も平等の権利と機会を持つべきという信念、そして性別による政治的、経済的そして社会的平等の理論”という定義— エマ・ワトソン
フェミニズムに関するエマ・ワトソンの名言は、男女の平等な権利と機会に触れたものが有名。フェミニストやフェミニズムには、残念ながらマイナスのイメージも。男性嫌悪や女性主義といった解釈と取り違えられる傾向があるためです。
男性も女性も同じ権利と機会を持つべきという信念こそがフェミニズム。国連の英語スピーチで放たれたエマ・ワトソンの言葉は、フェミニズムについての正しい定義を伝える名言として覚えておきたい言葉です。
フェミニストだって胸はあるし、美しく着飾って男性を好きになってもいい。フェミニズムは他の女性たちをたたいたりする棒のようなものではない— エマ・ワトソン
フェミニストが、露出が多い服を着てはいけないなんてことはない。フェミニストには、性を感じさせてはいけないというイメージもなぜかつきまとっています。露出が多い服装でフェミニストを名乗るのは偽善的と評されたエマ・ワトソンは、誤解があるとして指摘。
フェミニズムとは、女性に選択肢を与えること。綺麗でいてもいいし、胸があってもいい。男性を好きになるのも自由。フェミニストという言葉と正面から向き合いたくなる名言です。
「男女共に“男性とはこうであるべき”といった性の固定観念を持たず、自由になれば良い。男性が“自分たちはアグレッシブであるべき”という考え方から解放されれば、男性が自由になる」— エマ・ワトソン
フェミニズムは、男性を差別するものでもない。むしろ、男性の自由だって支援する。男性だって、女性と同じように押し付けられた固定概念に悩まされることもある。
エマ・ワトソンは、国連の英語スピーチでそういった男性の問題にも触れました。性差別を撤廃する運動は、女性の地位の変革とともに、男性のジェンダー問題の解決に繋がるとして、名言として人々の心に残りました。
物事を決める時、私は自分の心に従います。私のキャリア上の決定として、ハリー・ポッターから抜け出して大学に行くことは人々からは歓迎されませんでした。しかし、私は自分の心のささやきに忠実であろうとしています— エマ・ワトソン
女優としての名声を確実なものにしたエマ・ワトソン。多忙な女優業を考えると、大学への進学はキャリアの妨げになる可能性もありました。
けれど彼女はブラウン大学への進学を決意。周囲からの反対があっても、自分の心に従って物事を決めるという名言を生み出し、実行してみせました。
私の歯並びは完璧じゃない。モデルのように痩せてもいない。でも私は、自分の体が大好きで、何も変えたりなんかしたくない、そう思える人間になりたいの— エマ・ワトソン
自分の身体も含めて自分らしくありたい、エマ・ワトソンの名言には、そんな言葉もあります。自身も完璧ではないことを述べつつ、今の自分を認めているのです。
大切なのは、自分に自信を持つこと。フランスの女性ファッション誌『ELLE magazine』のインタビューですべての女性に送ったメッセージから生まれた名言です。
私は今、”他の人々がどう考えるか”ということを気にしていない。というより、それが私自身の生き方ではない— エマ・ワトソン
女優として、常に他者から意識される立場にあるエマ・ワトソン。また、フェミニストとしての活動にも批評はついてくるもの。賛同する人もいれば、否定する人もいます。
それでもエマ・ワトソンは自分らしさを忘れません。他の人がどう考えることよりも、目の前のやらなければいけないこと大切にする、そういう生き方をしたい。他人の考えが気になってしまう時に、思い出したい名言のひとつです。
美女と野獣のベルには反骨精神みたいなものがあるでしょう。
ガストンに守られ、幸せにしてもらうのを待つだけの女の子じゃない。— エマ・ワトソン
「ハーマイオニー」から抜け出し、『美女と野獣』のベル役を掴んだエマ・ワトソンの名言。幸せは自ら行動して、掴みにいくもの、ということを主張しています。
『美女と野獣』のベルは、男性に守られる女の子という常識に疑問を持ち、自らの考えに基づいて行動する女性です。ベル役を演じたエマ・ワトソンとの共通点も多いからこそ生まれた名言。
女の子はいつの日も、か弱いお姫様でいなきゃダメよと言われる。
でもハーマイオニーは、女の子だって戦士になれるのと少女たちに教えたの。— エマ・ワトソン
エマ・ワトソンは自立した女性として尊敬されることが多い中で、そんな彼女の強さの根幹には、ハーマイオニー役を演じたことも大きく関わってきています。
か弱いお姫様でいることを求められがちな女の子。でも、ハーマイオニーは、エマだけでなくすべての女の子に強くなれることを教えてくれた。人気映画シリーズのハリー・ポッターを例にとった名言です。
女の子がやっちゃいけない一番悲しいことは、男のために頭の悪いフリをする事よ— エマ・ワトソン
こちらは国際ガールズデーをきっかけにTwitterで拡散され、有名になった名言。エマ・ワトソンが、オクスフォードユニオンで講演した際に生まれたとされています。
見た目ではなく、自身の知力で自分の立場を築いたハーマイオニーの性格を引き合いにして発言したと言われています。確かにハーマイオニーは、ロンやハリー、周りの男性のために頭の悪いフリをするなんて悲しいことはしませんでした。
失敗こそが、人生の道のり。
悲しいけど人は経験から学ぶしかない。
人から教えてもらう事も出来るけど、本当に学ぶためには自分自身で世の中に出て行って、自分で失敗するしかないの。— エマ・ワトソン
成長を目指すすべての女性に贈りたい言葉の一つ。エマ・ワトソン自身も、2016年に自己成長のためにと、1年間ほど女優業を休止していたことがあるのです。
10歳のときにハーマイオニー役を勝ち取り、最も稼いだハリウッドの稼ぎ手としてノミネートされたことがあるエマ・ワトソン。そのような成功を掴んだ彼女にも、様々な失敗の積み重ねもあったのだと考えさせられる名言です。
今までの私の人生は常にハリー・ポッターを中心に回っていたと言っても大げさではない。
でも、ハリー・ポッターを離れて、これから先も様々な体験が出来ると言う点で、今後の展開がとても楽しみなの。— エマ・ワトソン
全シリーズを通して、莫大な人気を誇った映画『ハリー・ポッター』に終止符が打たれたときの名言です。次のステップに進むべき時は、いつだって心細いもの。
けれど、後ろ向きではいられない。不安にとらわれるよりも、今後の展開を楽しみに成長を遂げていきたい。転換期のエマ・ワトソンだからころ生まれた言葉でした。
実感するのに時間がかかったわ。でも、独り身でもとても幸せなの。今の私のこの感じを、自分では"セルフ・パートナー"と呼んでるわ— エマ・ワトソン
セルフ・パートナーという名言は、エマ・ワトソンが自身をシングルだと公言したときに有名になりました。独身という表現を使わず、自分自身が恋人という意味のセルフ・パートナーを選んだことが話題に。
自分自身の欠点や痛みなどを受け入れた結果、導き出した結論なのでしょう。現在の自分を受け入れ、愛することで、自分こそが良きパートナーとなってくれるはずです。
私がやらずに誰がやるの?今やらなくてどうするの?今やらないならいつやるの?— エマ・ワトソン
エマ・ワトソンの名言の中でも、知名度が高い言葉の一つ。国連でも英語スピーチを引き受けるにあたって、自分自身に言い聞かせたと言われています。
チャンスを与えられて、不安や迷いが生じたときに贈りたい名言です。自分でなければできないことが、きっとこれからも待ち受けているはず。目標を掲げて、やるべきときは迷わずに。
強くなりましょう。自分自身を信じ、そして愛しましょう— エマ・ワトソン
目標があるときは、自分を信じて愛することが大事。エマ・ワトソンだって、様々な目標を掲げて突き進んだ結果、現在の立ち位置を獲得してきました。
そんなエマ・ワトソンの言葉だからこそ、名言として多くの人に響きます。自信をなくしそうになったときに、彼女の頑張りと一緒に思い出してみよう。
自分が何がやりたいのか、どこへ向かっているのかを分かっている事、それに向かって全力で頑張ることは、とても大切。心でやるの。そして(やりたいことと)恋に落ちるの。そうしてはじめて、本気でやりたい事が出来るのよ— エマ・ワトソン
目標を探す女性に贈りたい名言。嫌々目標を掲げても、うまくいくことは少なくありません。それはきっと、自分自身がどこかで納得していないから。
恋に落ちるほどやりたいことが見つかるのは素敵なこと。これといった目標が見つかったら、エマ・ワトソンの名言を思い出して、心で向き合いたいですね。
キャリアを重ねて、大きな成功を手にしたエマ・ワトソン。子役は大成しないというイメージが強い業界で、今も様々な分野でアクティブに活動しています。そんな彼女の考えが反映される名言は、胸に留め、お手本にしたいものばかり。より素敵な女性に近づくために、色々な場面で彼女の言葉を思い出したいですね。
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