Wellness
ドイツの生活に根付くハーブ。優しく私の身体と心に働きかけるハーブたち
こんにちは。外資系航空会社で10年働く私が、先輩方から良いと勧められたり、実際愛用しているものを紹介したいと思います。
2020.10.12公開
まずはドイツで必ず購入している愛用品を。ドイツといえばどんなイメージをお持ちですか?ドイツの人々は日本人に気質が似ていて真面目で、実直でシンプルなものが好きと言われています。
確かにドイツで有名なヘンケルス(刃物メーカー)、その他高級外車と言われる ベンツ・BMWなど、シンプルなものが多い気がしますね。それと同じようにドイツの人々 は身体にもシンプルな物を好んでチョイスする様です。
ドイツ在住の友人曰く特にハーブにおいては絶大な信頼を置いているそう。植物(ハーブ) 療法と言い日本より身近な存在らしく話を聞くうちに私も試してみようという気に。
グリム 童話に出てきそうな魔女が処方する薬草のような所謂ハーブというイメージのもの以外にも オレンジやアボカド、ゆずなどもハーブとして位置付けされるそうです。
美容に関してバ シッと効果もある医療美容も大好きな私ですが(このお話はまた改めて)、体質改善を目的と し、先ず身体の軸をしっかりさせてじわじわ効果が期待できそうな漢方なども何だか生活を 丁寧に送る事が美容と健康に繋がっているぞ!という感じが好きな私は、いわゆるドイツ版漢方 であるハーブもすんなり取り入れる事ができました。
1つ目の愛用品は、有名なクナイプの入浴剤シリーズ。日本の入浴剤はお風呂を楽しむものという位置付けである気がしますがクナイプは19世紀末、ドイツのセバスチャン・クナ イプ神父が植物や水の生命力に着目し誕生したブランド。
効能を重視しています。クナイプ の入浴剤にはバスソルトとバスミルクがあります。私のお気に入りはバスソルトです。特に グーテナハト バスソルト ホップ&バレリアンの香り を長く愛用中です。こちらに使用 されているホップとバレリアンというハーブは「眠りのハーブ」として知られていて、暑い 季節でもこちらを入れてお湯に浸かると汗をじわじわかいてぐっすり眠れる気が。
何より ちょっとスパイシーな香りと青い色が視覚嗅覚にも作用してリラックス効果があり、 「あー、今日の私もお疲れ!」と思いながらお一人様時間を満喫する事で心の健康に繋がっ ていると感じています。クナイプの入浴剤は残り湯洗濯に使えるものや効能、香りも種類豊 富なので、是非自分のライフスタイルに合う物を探してみて下さい。
2つ目の愛用品はマリエン薬局のハーブティー。先程のドイツのお友達曰く「これはもう薬みたいな物だね」ということ(個人的見解です)。確かにドイツの薬屋さんに行くと、どの薬 局でも目立つ場所にハーブティーが陳列してあります。その種類たるや日本の比にはならな いほど。そんな中で日本でも購入しやすく愛用しているのがマリエン薬局のハーブティーです。
まずはそのパッケージの可愛らしさ!癒されるー!と思わず叫んでしまいそう。期待で きる効果も様々で、産後ケアにまつわるもの(その中でも疲労や寝不足、抜け毛などお悩み により適したお茶も変わってきます)、風邪、蚊除けや多汗症、打撲の改善を目標にしたも のまで!ホームページの「目的・症状別おすすめ」を見れば必ず何か自分悩みに適したもの がありそうです。
私がよく飲んでいるのが生理痛・PMS・生理不順の改善の期待ができる 「ウーマンブレンド」。今までハーブティーが苦手だったのですがこちらはシナモンの香り がほんのりしてすっきりした味わいで飲みやすく続いています。私の場合は生理前のイライ ラがお茶のリラックス効果もあって少なくなった気が。本当に種類が豊富で見ていても飽き ないので是非ホームページをチェックを。
繰り返しですがハーブは薬ではないので必ず効果があります!とは言えないもの。けれど もこれだけ長く人々に愛されているということは、と期待しながら今日も私はお茶を飲み、 お風呂に浸かりたいと思います。この思い込みがある意味1番大事なのかも。是非皆さんも 自分のライフスタイルに合う物を取り入れてハーブ生活を始めてみてはいかがですか。
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