テイラー・スウィフト（Taylor Swift）は、グラミー賞を10度受賞した人気シンガーソングライター。アルバム総売上5,000万枚以上、楽曲ダウンロード1.3億超えなどの数々の記録を打ち立て、全世界で最も売れたアーティストの一人となっています。

インスタグラムのフォロワー数も1.4億超え（2020年12月現在）で、2019年にTIME誌の『世界で最も影響力がある100人』にも選出されています。2020年には通算8枚目となるアルバム「フォークロア（folklore）」を発表。全米アルバム・チャート初登場1位を記録しました。

テイラー・スウィフトは、自叙伝的アプローチで楽曲を作ることで有名。英語の歌詞を見てみると、自身の恋愛エピソードをもとに作詞していることがよく分かります。テイラー・スウィフトが書く歌詞は高い評価を得ていて、16歳のデビュー当初に「神童」と呼ばれたほど。

素敵な歌詞で多くのファンを得たテイラー・スウィフトは、次第に私生活がマスコミの標的になることに。しかし、ゴシップが流れるごとにその体験を歌詞にして曲を発表。ジョー・ジョナスとの失恋体験から生まれた「Forever ＆ Always」を始め、たくさんの恋人との恋愛を歌にしています。

ゴシップに悩まされるのではなく、糧にする強さを秘めているのですね。歌詞を読んでみると、テイラー・スウィフトのしなやかな強さが感じられますよ。

テイラー・スウィフトは、女性の権利向上やLGBT運動を支持する姿勢も見せています。もともとカントリーミュージックの歌手としてデビューしたテイラー・スウィフトにとって、大きな決断とも言える活動です。カントリー音楽は保守派のファンが多いことから、支援を表明するにも勇気が必要だったことでしょう。

テイラー・スウィフトの決意は楽曲にも現れています。「The Man」や「You Need To Calm Down」など、女性の権利やLGBTをテーマにした曲をリリースするようになりました。「You Need To Calm Down」は、英語を直訳すると"落ち着く必要がある"という日本語になりますが、歌詞の中では特にSNSでのアンチコメントを引き合いに出しながら、"あなた、ちょっと落ち着いてよ"といったニュアンスで歌われています。

恋多き女性としても有名なテイラー・スウィフトの名言には、「恋はするもの」という言葉があります。英語の原文は "We should love, not fall in love, because everything that falls, gets broken." と、日本語でも英語でも、恋は「落ちる」ものと表現されますが、落ちてしまっては壊れるだけ。

テイラー・スウィフトがこれまで付き合った男性は10名以上。多くの恋愛経験を積み重ねてきたからこそ、「落ちる」のではなく、「する」という表現にたどり着いたのですね。

愛は本来恐れるものではない、というテイラー・スウィフトの名言。世界中にファンがいる彼女でも、辛い恋愛経験をしています。初めての恋人だとされるジョー・ジョナスからは、25秒の電話で振られたという逸話も。

その体験さえも素敵な歌詞にして、次のステップに進むテイラー・スウィフト。どんな思いをさせられても、愛は恐れるものではなく、信じなくちゃいけない。Fearlessという英語の言葉は、グラミー賞の最優秀アルバム賞を獲得したアルバム名にもなっています。

自分にとって相応しい人や理想の人ってどんな人なんだろう、と考えたことはありませんか？テイラー・スウィフトの答えは、職業や外見などは置いておいて、その人と一緒にいるときに得られる感情を大切にして、というもの。

恋人や結婚相手探しには、ついつい理想の条件を挙げてしまいがち。それ自体が悪いわけではありませんが、最終的な決断はあなたの心次第。迷った時には自分の感情に向き合うことが大切だということを教えてくれています。

今進もうとしている道が嫌なら、変える努力が必要。成功のための努力を惜しまなかった彼女だからこそ、方向転換への決断の重要性や、思い悩むだけでは何も変わらないことを伝えてくれています。

テイラー・スウィフトは、デビュー前に他のソングライターの曲を歌うよう契約先から指示されたことも。自身の作った曲でキャリアを開始したかったテイラー・スウィフトは、契約を破棄し、新たなレーベルを探し出してデビューしました。全ては自分のアクションで道を拓いていく必要があるのです。

テイラー・スウィフトの名言には、自分を成長させてくれると人といるべき、という言葉も。最年少でグラミー賞の最優秀アルバム賞を受賞したテイラー・スウィフトも、努力とは無縁ではありません。

努力の秘訣は、頑張らなきゃと思わせてくれる人といること。一緒にいながら成長させてくれる人との出会いを大切にしていきたいですね。

出来ないというならやってみせてやりたいという言葉は、テイラー・スウィフトの努力に対する姿勢が分かる名言。英語訳は"Anytime someone tells me that I can’t do something, I want to do it more."。強い気持ちが表れた名言です。

テイラー・スウィフトは、2009年のMTVビデオミュージックアワードで、受賞スピーチを妨害された経験が。賞にはふさわしくないという言葉を突きつけられたことがありますが、その後のキャリアで、実力を明らかにしました。

いじめという苦労を経験したテイラー・スウィフトならではの言葉。パーティーに誘われることなく、独りぼっちで過ごした時間に、血がにじむほどギターの練習をしたのだとか。

いじめられて自暴自棄になるのは簡単なことだけれど、それでは問題は改善しないまま。苦労を燃料にして、強く闘っていきたいですね。

テイラー・スウィフトの名言には、「彼女達」のおかげで強くなれたという言葉も。いじめという苦労に負けず、自らの成長の糧にしました。

テイラー・スウィフトにとっては、12・13歳の段階で音楽業界に飛び込むことのほうが簡単だったとか。たとえ拒絶されても、学校よりもよほど丁寧にNOと言ってもらえると語っています。

苦労を重ねて、何かを諦める決断をした人に贈りたい名言。テイラー・スウィフトだって、キャリアを重ねる中で、何かを諦めた経験があります。

けれど、諦めることは必ずしも弱さの証明にはなりません。状況によっては手放す選択をすることのほうが、よほど勇気が必要なことがあります。

自分には夢がなく、何に向かえば良いか分からない…という方も多い中で、テイラー・スウィフトは夢を持っているということ自体が幸運なことだと伝えています。

夢を見つけられないという状態から、夢に向かって頑張ろうと思える状況までの距離は、意外に大きいものです。夢への到達を難しいと感じている方は、そもそも夢を持てている時点で、未来に向かって前向きに進める一歩を踏み出していることを思い出してくださいね。

夢を追う過程で出会った人を大切に、というのも、テイラー・スウィフトの名言の一つ。彼女が夢を叶えるまでには、色々なドラマがあったことでしょう。そして、本気で成功を目指したからこそ出会えた人々が居たはずです。

テイラー・スウィフトは、人生のサウンドトラックを作ったアーティストたちを「恩人」と表現。スクールバスに乗っているとき、叫んでいるとき、音楽を作りたいと決断したとき、それぞれのシーンで励ましてくれた歌との出会いが。現在は、彼女が多くのファンの夢を支える側に立っています。

夢を叶えようと焦っている人は、忍耐が鍵だというテイラー・スウィフトの名言を思い出してみてください。どんな夢でも、一晩ですべての成し遂げるのは不可能。一歩一歩、着実に進みましょう。

テイラー・スウィフトが初めて曲を作ったのは12歳のとき。16歳という比較的早めのデビューでしたが、それでも4年もの月日を必要としていますし、彼女自身の思い描く理想に対しては、傍から見る以上に忍耐が必要だったのでしょう。

自分らしさに悩んでいる人に贈りたいテイラー・スウィフトの名言。英語訳は"Just be yourself, there is no one better." 。シンプルでありつつも、心強さを感じられる言葉です。

テイラー・スウィフトは、SNSを通してファンの相談に乗ることも。恋愛相談や人生相談などで、素敵な名言が生まれているので、気になる方はチェックしてみては。英語にはなりますが、よりダイレクトに感じられるものもきっとあるはず。実際の言葉に触れてみると、感じ方が変わってくるかもしれません。

自分らしさを保つには、他人の批判に惑わされないことも大切。批判を受けても、常に冷静に対応できるテイラー・スウィフトならではの名言。

他人から批判されるとあれこれ思い悩んでしまいますが、本当に考えるべきは自分の心。自分にとって正しいことは何？本当にやりたいことは？心の意見に耳を傾けて。

一番賢いと思ったら要注意という名言は、テイラー・スウィフトが歌手のセリーナ・ゴメスに贈った言葉から誕生しました。2人の関係は親友同士、よく相談にのっていると言われています。

自分が一番賢いと思ったときは、自分を見失っているときかもしれません。現在の立ち位置を、冷静に見つめ直すきっかけになる言葉です。

テイラー・スウィフトの名言は、どれも勇気を与えてくれるものばかり。それも、夢や成功に向かって努力する女性には特に響くものなのではないでしょうか。大きな苦労に直面したり、挫折しそうになったりしたときには、是非思い出してみてくださいね。

次の記事は、テイラー・スウィフトと同じく成功を収めた女性、ココ・シャネルの名言をご紹介しています。誰もが憧れるブランド、CHANELを生み出したココ・シャネルの心の強さは、どのような言葉で表現されてきたのでしょうか。是非ご覧になってみてくださいね。