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マリリン・モンローの忘れられない名言たち。短い人生に遺した意志の強い言葉の数々

マリリン・モンローが遺した名言には、どんな言葉があるの?短い人生ながらも、永遠の存在として語り継がれる彼女の、意思が感じられる言葉をまとめてみました。セクシーな女優というイメージから離れた、意外な素顔に触れられる言葉もあるので、ぜひ目を通してみてください。

2021.03.24公開

マリリン・モンローとはどんな女性?

伝説のセックスシンボルと呼ばれる女性

マリリン・モンローのアート

「マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)」は、伝説のセックスシンボルと呼ばれる女性。1950年代に女優やモデルとして活躍し、グラマーで官能的なブロンド美女の代名詞とも言える存在になりました。

彼女のスタイルは、とても特徴的。やや短い金髪とぽってりとした唇、口元のホクロに白いドレスというワードを並べるだけで、「マリリン・モンロー」と連想されるほどです。

女優として出演した映画には、『紳士は金髪がお好き』『七年目の浮気』『お熱いのがお好き』といった代表作が。圧倒的な存在感をのこし、ハリウッド最大のセックスシンボルとして、今なお語り継がれています。

ハリウッドで新たな女性像を確立

マリリン・モンローは、ハリウッドで新たな女性像を確立した女性。彼女が現れるまでは、内気で控えめなヒロインが主流でした。そこに登場したのが、グラマーで官能的な一人のヒロイン。

しかし、セックスシンボルとしての「マリリン・モンロー」は、偶然誕生したものではありません。自分のスタイルを不朽のものにするため、ファッションやメイク、動きにいたるまでを巧みに利用。体の曲線を見せる服装に付けボクロ、半開きの唇にセクシーなモンローウォークは、すべて彼女が大衆に植え付けたもの。

まだまだ保守的であった1950年代のアメリカでは、下品とも評されたマリリン・モンローの女性像。しかし、周りの評価を気にすることなくスターとしての道を進みました。女性であることを最大限に利用しながらも、セクシーなだけではない、野心家でパワフルな知識人という姿も見せつけています。

短い生涯ながらも存在は永遠

マリリン・モンローは、短い生涯ながらも、永遠の存在として自らを遺した女性。女優としてのキャリアはわずか16年で、36歳での突然死という幕引きでした。公的には自殺と報道されているものの、暗殺によって命を落としたケネディ大統領と不倫の関係にあったことから、陰謀説も囁かれています。

衝撃的な幕引きながらも、彼女のイメージは現代にも生き続けることに。地下鉄の通気口の上で、ふわりと白いドレスのスカートを翻らせた彼女の姿は、映画史に残るアイコン。また、ポップ・アートの巨匠「アンディ・ウォーホル」が製作した、『マリリン・モンロー』というアート作品は誰でも一度は目にするもの。

短い生涯でも、自分のスタイルを強烈に人々の印象に遺すことは可能。今なお愛されるマリリン・モンローのイメージは、永遠の存在です。

【人生】マリリン・モンローの名言

それでも私達は生き続けなければならない

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人はいつだって何かを失っているのよ。
それでも私たちは生き続けなければならない、そうでしょう?
— マリリン・モンロー

人生にまつわる名言としてご紹介したいのは、「それでも私達は生き続けなければならない」という言葉。マリリン・モンローの人生は決して平坦なものではなく、片親家庭に生まれ、16歳で結婚するも4年で離婚を経験しています。

しかし、何を失ってもたくましく生き続けてきました。短い生涯を閉じた後でも、人々の心に生き続けている、彼女のバイタリティには脱帽ですね。

人生は生き終えるまで分からない

あなたの人生がどんなだったか、生き終えるまで結局わからないわ
— マリリン・モンロー

マリリン・モンローの名言には、「人生は生き終えるまで分からない」というものもあります。女優として成功しながらも、下品と酷評されることもあったマリリン・モンロー。

しかし、短い生涯でしたが、人生の幕を閉じた後に語り継がれるのは「伝説」という評価。当時彼女を酷評していた誰よりも、多くの憧れを集めた人生になっています。

だから笑い続けましょう

人生は素晴らしいものだけどそれについて微笑むことは少ない。だから笑い続けましょう
— マリリン・モンロー

人生で辛い目にあったときに思い出したいのが、「だから笑い続けましょう」という名言。人生は素晴らしいものであっても、微笑むことは少ないと言い切るのは、波乱万丈な生き方をしてきたため。

微笑むことが少ないときこそ、笑顔を忘れずに。マリリン・モンローの微笑みを真似て笑ってみるのも素敵ですね。笑顔で素晴らしい人生に変えていきましょう。

一回の失敗はすべてじゃない

あなたが一回失敗したからといって、すべてにおいて失敗するわけじゃないわ
— マリリン・モンロー

「一回の失敗はすべてじゃない」という名言は、失敗で落ち込んでいる人に送りたい言葉。たった一回失敗したからと言って、すべてが台無しになるわけではありません。

マリリン・モンローだって、デビュー当初は「パッとしない」という理由から、20世紀フォックス社から契約を打ち切られていたことも。それでも、諦めずハリウッド史に自分の名前を刻みつけました。

【恋愛】マリリン・モンローの名言

必要としなければ必要もされない

誰も必要としていない女の子は、誰からも必要とされないものよ
— マリリン・モンロー

「必要としなければ必要もされない」というのは、恋多き女性としても知られるマリリン・モンローの恋愛にまつわる名言の一つ。3度の結婚と離婚の他にも、恋人となった男性は多数います。

そんな彼女の恋愛観を表しているのが、「必要としなければ必要もされない」という名言。恋愛をするときは心の底から、相手を必要としてこそ、自分も必要とされる。

男の人はワインに似ている

若い人に魅力がないと言いたいわけじゃないけれど、男の人ってワインに似ているわ。
寝かせれば寝かせるほどコクが出てくるの
— マリリン・モンロー

マリリン・モンローは、名言で「男の人はワインに似ている」と言及しています。理由は、寝かせれば寝かせるほど、コクが出てくるからというもの。

確かに、恋愛遍歴を見てみると、一回り以上年上の男性とお付き合いすることもしばしば。不倫相手として知られているケネディ大統領も、9歳ほど年上の男性でした。

最悪の時にきちんと扱って

私は、わがままでせっかちで少し不安定。
ミスを犯すし、自分をコントロールできないときもあれば、扱いにくいときもある。
でも、もしあなたが私の最悪の時にきちんと扱ってくれないなら、私の最高の瞬間を一緒に過ごす資格はない
— マリリン・モンロー

「最悪の時にきちんと扱って」というのは、マリリン・モンローが恋愛相手に求めるものが分かる名言。セクシーであることを見下され、スターであることをやっかまれることが多かった彼女は、自分が扱いにくい女性になることも知っていました。

けれど、失敗したり不安定になったりしたときこそ、恋愛相手にはきちんと扱ってほしいもの。安心して自分を委ねられる相手がいるのは、幸せなこと。

ゾクゾクさせてくれる人こそ真の恋人

真の恋人とは、空を見ているだけでゾクゾクさせてくれるような人のこと
— マリリン・モンロー

真の恋愛相手を見つけるために心に留めておきたいのが、「ゾクゾクさせてくれる人こそ真の恋人」という名言。刺激的なことをしなくても、ちょっとしたことでゾクゾクさせてくれる人を探してみるのも素敵ですね。

マリリン・モンローの結婚相手は、初婚を除いて著名な人ばかり。しかし、肩書よりも、何気ないことで心をときめかせてくれる相手だったのではないでしょうか。

【生き方】マリリン・モンローの名言

ただ素晴らしい女になりたい

お金が欲しいんじゃない。
ただ、素晴らしい女になりたいの。
— マリリン・モンロー

生き方にまつわるマリリン・モンローの名言には、「ただ素晴らしい女になりたいの」というものがあります。女優やモデル以外にも、プロデューサーやビジネスウーマンという側面も持っていたマリリン・モンロー。短い生涯の合間にも、色々なことに挑戦していたのですね。

出演した映画の収入が2億ドル以上という話も相まって、お金について言及されることも。けれど、彼女が目指していたのは、お金ではなく素晴らしい女性であること。その結果にお金がついてきただけだと考えられています。

あなた自身の無駄遣いをしないで

他の誰かになりたいと思うことは、あるべきあなた自身の無駄遣いをしているということだわ
— マリリン・モンロー

「あなた自身の無駄遣い」という名言も、生き方にまつわる名言の一つ。多くの女性の憧れの的にもなったマリリン・モンローですが、他の誰かになりという気持ちは否定しています。

いつだって自分自身であることが一番素敵なこと。他の誰かになりたいという気持ちで、自分自身を無駄遣いしないよう注意しましょう。

重荷は苦にしない

私は、グラマーでセクシーであるという重荷を負わされることは苦にしないわ
— マリリン・モンロー

強い生き方が学べるマリリン・モンローの名言として、「重荷は苦にしない」というものがあります。セックスシンボルとして見られることは、必ずしも称賛を受けるばかりではありません。

ときとして男性からは軽く見られ、女性からは嫌われることも。しかし、彼女はグラマーかつセクシーであることを逆手にとって強く生きていきます。重荷だからといって投げ出すことはせず、逆に強く生きる糧にしたのですね。

男性と平等なんて野心が足りない

男性と平等でありたいと求めるような女性は、野心が足りていない
— マリリン・モンロー

「男性と平等なんて野心がたりない」というのは、マリリン・モンローの生き方が反映されている名言です。1950~60年代は、今以上に女性の立場が弱かった時代。そんな時代でも、彼女にとっては、平等であることさえも物足りないと感じていたと考えられています。

男性に従順なようでいて、じつはかなり野心家。平等どころか、自分が上をいくことを目指していたのだと考えられますね。強い生き方のお手本のために覚えておきたい名言です。

【仕事】マリリン・モンローの名言

百人の専門家が間違っているかもしれない

たとえ百人の専門家が、「あなたには才能がない」と言ったとしても、その人たち全員が間違っているかもしれないじゃないですか
— マリリン・モンロー

仕事に対するスタンスを学ぶために知っておきたいのが、「百人の専門家が間違っているのかもしれない」という名言。才能がないと断言して良いのは他人ではありません。

やりたいことを貫き通すには、ときとして自分を信じ抜くことが大切。たとえ相手がベテランでも専門家でも、絶対に正しいとは言い切れないこときも。自分を信じるために、強く言い聞かせてみましょう。

ルール破りは成功の秘訣

もし私がすべてのルールを守ってたら、成功なんてしていなかったでしょうね
— マリリン・モンロー

仕事で大きな成功を収めたマリリン・モンローは、ルール破りを成功の秘訣として名言を遺しています。それまでの理想であった、ハリウッドの内気で内向的なヒロインという像を崩し、官能的なヒロインを演出するといった行動も大きなルール破りですね。

ちなみに、腰を大きく左右に振ってセクシーに見せるモンローウォークという歩き方も、彼女が考案したもの。ハイヒールの片方を2cmほど削り、高さを不揃いにすることで、腰が揺れる歩き方を演出したと言われています。仕事を成功させるには、ルールに縛られないことも大切。

自信のなさでチャンスをつぶさないで

私は女優になりたいと決心してから、私の自信のなさが私自身のチャンスをつぶすことがないようにしようと思ったの
— マリリン・モンロー

短い生涯を駆け抜けたマリリン・モンローは、「自信のなさでチャンスをつぶさない」という、仕事にまつわる名言も遺してします。女優になりたいと思ったときに、強く決心したのですね。

仕事をしていると、自信のなさからチャンスをつぶしてしまう可能性も。弱気になってチャンスから逃げ出してしまいそうなときに、思い出してほしい言葉です。

マリリン・モンローの名言で強く前に進んでいこう

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短い生涯の中で遺されたマリリン・モンローの名言には、力強い言葉が多数。かなり野心家な方だったことが分かりますね。確立した新たな女性像を確固たるものにするために、「寝るときにまとうのはシャネルの香水No.5だけ」という言葉を遺し、裸で寝ることを匂わせることで、世界中にセンシュアルなイメージを植え付けたというエピソードも。

気持ちが良いくらい自分を貫いたマリリン・モンローの言葉たちは、現代の女性にも是非心に留めていただきたいものですね。

マリリン・モンローの言葉にも引用されたシャネルというブランドですが、創業者のココ・シャネルも数多くの名言を遺しています。気になる方は是非チェックしてみてくださいね。

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