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Wellness

一緒に働く同僚から学んだ、見習いたい仕事への姿勢

みなさんには、同じゴールに向かって一緒に走り続けた同志っていますか?
なんとなく過ごしていた学生時代から、社会人へと変化していくなかで、仕事への姿勢や自分自身へのマインドなど私が非常にインスパイアされた同僚の話を今回はシェアしますね。

2021.03.05公開

自分の機嫌は、自分でとる

ひと昔前の職場によくいた『気分にムラのある人』。特に朝イチのあいさつ「おはようございます」から今日は機嫌がいいのかor悪いのかがわかります。その度に社会人一年目の私は、気分が振り回されていました。

そんな私を見かねた同僚が、私に笑いながら、「ほっておけば大丈夫。私たちのせいじゃないから。そのうち通常運転に戻るよ」と。その言葉の通り、その『気分にムラのある人』は、お昼近くになると私に「今日どこのランチ行く?」と、決まってお誘いがくるのです。

同僚のひと言のおかげで、その人の気分の浮き沈みは、私がその人に何かをして気分を害してしまった訳ではなく、彼女自身のマインドの問題ということがわかり、それからというもの自分を責めることなく、周りに過剰に気を遣わず自然体で仕事に向き合えるようになりました。

仕事では、愛をもって本音で話す

よく「女性の多い職場って大変そう」と耳にしますが、8~9割女性社員で占められていた私の元職場ではそんなネガティブなイメージではなく、非常に風通しのいい明るい職場環境でした。

しかしながら、仲の良い関係であっても仕事中では、伝えるべきこと、伝えなくてはいけないことを言わなくてはいけません。もちろんみな、仲が良いゆえにどのような伝え方がその人に一番適しているかを一旦脳で考えてから、そのひとりひとりに合った伝え方をしていきます。

若くして重要なポストに就いた同僚も、その伝え方で非常に悩んでいました。身近な存在だったからこそ、そのようなポストの立場で悩んでいる同僚を見て、なんだか板挟みのような感情になった私。でも彼女はいつでも冷静に愛をもって、一生懸命ひとりひとりに合った伝え方・話し方をしていたのがとても印象的でした。そして、なぜ彼女が若くして重要なポストに就くことができたのかが、わかったような気がしました。

明るさは無敵

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社会人には、仕事を円滑に進めていくために、「明るさ」がマスト。ほほ笑み掛けるようなあたたかな笑顔で相手(お客様や取引先はもちろん、同僚にも)の話す声のトーンやスピードにこちらが合わせていく。これを実践していた同僚。相手にとっても自分にとっても、とても気持ちの良いコミュニケーション方法ですよね。そんな同僚は、いつでもいい感じに肩の力が抜けていて、一緒に仕事をしていて、とても心地がいいのです。

彼女とチームを組む時は、こちらも変な緊張感がなく、いつも以上のパワーがでます。『あの人と一緒に仕事すると気持ちいいよね』と、そんな風に言われている同僚をもって、とても誇らしい気持ちになり、私自身もいい刺激をもらいました。

相手をいつでもポジティブに考える

後輩が何かミスを起こしてしまった時は、そこを責めるのではなく、何故ミスを起こしてしまったのか、その時の後輩の背景をポジティブに考えていた同僚。そばで聞いていた私は、その同僚に優しさと愛を感じました。

職場では、後輩がのびのびと成長できる環境作りも非常に大切なことですよね。またこれを自分に置き換えた時、自分をポジティブに考えてくれる人が一人でもそこにいることが、『私がその仕事をしている意味』にも繋がってくると思います。

常にやりたいことを自分軸で考える

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ほとんどの同僚がその当時の会社を退職していますが、今でもみなとても仲良し。仕事のやり方は、その人その人の個性がでると思いますので、彼女達と一緒に仕事をしてきた私からすると今でもものすごく信頼性の高い友人なのです。

退職後の同僚は、それぞれ今のライフスタイルに合った、自分のやりたいこと、自分にとって必要なことを仕事にしています。そのような仕事を常に模索し、挑戦していく姿はとても素敵で自信に満ち溢れています。そんな彼女達が、私の栄養ドリンクとなり、活力を見出してくれます。

私はこのような素敵な同僚に囲まれて、社会人生活を始めることができました。今でも当時の会社や上司、同僚には感謝しかありません。そして今後はこうしていただいたたくさんの栄養を、今の同僚に引き続けていこうと思います。

今日もみなさまにとってとびきりのすばらしい一日になりますように

■Writer's Profile

ochapichan(オチャッピチャン)

元読者モデル/色彩検定3級/化粧品会社社内技術検定2級/ナチュラルビューティースタイリスト/ペットシッターアドバイザー&ホテルソムリエ/アラフォーママ/美容を中心にライフスタイル、食事、保護犬などの記事を執筆しているライターです。

Instagram :@ochapichan
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