Wellness
きっと自信が持てるはず。マドンナの名言から学ぶ胸を張って生きるヒントとは
シンガーソングライターや女優として、全世界で注目され活躍し続けるマドンナ。彼女の言葉からは、人生を豊かに生きるためのヒントが隠されています。今回はマドンナの名言を、生き方や恋愛などのカテゴリーに分けてご紹介。彼女の言葉から生きるヒントを探してみて。
2021.05.01公開
マドンナ(Madonna)とは、シンガーソングライター・女優として活躍する女性。1958年にアメリカ合衆国のミシガン州で生まれ、1982年にニューヨークでデビュー。革新的なダンスや音楽、独自のスタイルなどで注目を集め、国内外を問わず高い人気を獲得しました。
今では当たり前となったミュージック・ビデオも、実はマドンナが生み出した音楽表現。時代に合わせて様々な表現方法を取り入れつつ、常に新しい音楽を提供し続けています。
【善悪の前に「自分の決断」を歌った】富岡すばるさんが2000年代、中学生のときに出会った #マドンナ の歌は、未婚の少女の妊娠をテーマにし、80年代に物議を醸していた。3月8日の「#国際女性デー」に、富岡さんがその歌を通して伝えたいこととは。#SRHR @Lily_to_Rose https://t.co/CjPLM16CIf
— FRaU(フラウ) (@frau_tw) March 7, 2021
マドンナは、史上最も成功した女性アーティストだと言われています。彼女の作品売上枚数は、2億7000万から3億以上。「クイーン・オブ・ポップ」と称され、過去1世紀の中で最も高い影響力を持つ女性」にも選出。今現在も、人々に多大な影響を与えている人物なのです。
マドンナは、様々な慈善活動を行なっていることでも知られています。イタリアで起きた地震に50万ドルを寄付したり、ブラジルに子供用のチャリティーを創設したりと、活動は多岐にわたります。自身が持っている資産やお金を、世界のために使おうとしているのです。
大胆に反抗しながらも、強く前向きでいることは可能だと思うわ— VOGUE JAPAN
幼い頃から規則ばかりの学校生活や、厳格な両親に反抗したきたマドンナ。またデビューしてからは、様々な批判や性差別などとも闘ってきました。世間に反抗していると、どうしても気持ちが暗くネガティブになってしまうもの。しかしマドンナは、反抗しながら前向きに生きることはできると述べています。
マドンナは「反抗すること」を、自分の自由や権利を掴み取るために行うものと捉えているのです。世の中に真っ向から反抗することはいけないことではなく、強く前向きな生き方であると、教えてくれているのですね。
私には限界がないって気づいたの。限界というのは、いつだって外部からの、自分自身や自分の能力を信じていない人たちからの影響なのよ— VOGUE JAPAN
この言葉は、近年受けたインタビューでマドンナが言った名言。マドンナはデビュー前から「君には無理だ」「成功しない」などの言葉をかけられ続けてきました。しかし自分を信じて努力を続けた結果、世界でも類をみないほどの成功を納めたのです。
限界とは、あなたのことをよく知らない他人が勝手に決めてくるもの。自分が自分を信じる限り、限界というものは訪れない。どんな時も年齢や性別を言い訳にせず、努力をしてきたマドンナだからこそ言える、説得力に富んだ名言です。
私は自分を繰り返すことは絶対にしたくないのよ。— VOGUE JAPAN
マドンナの性格や生き方がよく現れているのが、この名言。マドンナは音楽を提供する上で、新しいものを作り出すことを最も大切にしています。自分がやってきたものをただ繰り返し、新しいものを提供できないならライブをやる意味などない。これがマドンナの信念。
いくらスターになったとしても、名声を手に入れても、過去の栄光に甘んじず上を目指し続ける。マドンナの生き方と、プロフェッショナルな性格が体現された言葉だと言えます。もっと高みを目指していきたい!と考えている方に響く名言なのではないでしょうか。
私のいちばんの弱点は不安感よ。いつだってすごく不安なの。1日24時間、週7日、常に不安に悩まされているわ。— VOGUE JAPAN
こちらも、マドンナの性格がよく現れている言葉。常に自信に満ち溢れ、タフな精神力を持つと思われているマドンナですが、たくさんの怖いことがあると告白。どんなに成功を重ねても、拭い切ることのできない不安に悩まされていると言います。
またマドンナは、「この恐怖心を克服することこそ、私の仕事だ」とも述べています。自分の弱点を理解した上で、それを解消するために努力を続ける。自身の弱さから目を背けるのではなく、解決する方向に目を向けることが大切だと教えてくれる言葉です。
ようやく全てに勝つ必要がない事を学んだの— 有名人から学ぶ生き方のヒント
これは2008年、長年連れ添ってきたパートナーと離婚した際の名言。マドンナと夫の間には息子がいましたが、子供は離婚した後父親と暮らすことを望んだのです。何でも思い通りにしなくては満足できなかったマドンナですが、この時は「子供のために」と親権を譲ります。
しかしその後、マドンナの愛が伝わって息子との関係は改善。あえて負けを認めることで、大切なものを取り戻したのです。この経験からマドンナは、「全てに勝つ必要は全くない」との言葉を残したのですね。
恋愛関係や子供を持つことは、無条件に愛することを学ぶということ。— VOGUE JAPAN
マドンナは恋愛について、無条件の愛を学ぶためのものだと提言しています。「〇〇して欲しいから」「自分のためになるから」など、見返りを求めた愛は本物と呼べません。自分の利益は顧みず、ただ相手の幸せを願って尽力すること。これこそ、マドンナのいう「無条件の愛」なのです。
勇敢であることとは、何も見返りを求めず、誰かを無条件で愛することです。ただ与えるということには、勇気がいります。誰もが面目を失いたくないし、傷つきたくないのだから。— 【夢を叶える名言・格言集】マドンナ
マドンナは、無条件の愛を与える難しさについても言及しています。相手のことだけを想って愛を与えるというのは、非常に難しく勇敢な行為だと伝えています。
名声や成功、資産を獲得してきたマドンナですが、恋愛においては失敗し傷つくことが多かったとされています。この名言は、そんな経験から来たものなのかもしれないですね。恋愛に失望し、悩んだ時はこの言葉を思い出して、自分の勇気を讃えてあげましょう。
ロマンスは自由であるべきよ。でも仕事では、私は自分を完全にコントロールしているわ— VOGUE JAPAN
こちらも、恋愛におけるマドンナの考えや性格がよく現れている言葉。仕事では自分の感情をコントロールし、うまく操る必要があります。しかしロマンスは、誰かに縛られて行なったり、他人からの意見でやめるものではありません。自分がしたい恋愛をするべきだと、人々の背中を押してくれる名言。
結婚はしていても不健全な関係の夫婦をいっぱい知っている。結婚は何の保証にもならないのよ。— 有名人から学ぶ生き方のヒント
結婚と離婚の両方を経験したマドンナだからこそ、婚姻関係は保証にならないと知っています。結婚したからといって、夫婦の関係が良いまま続いていくわけではありません。結婚はあくまで一つの夫婦の形であり、それを維持するには努力が必要なのです。
私はセクシーよ。それはどうしようもないでしょ? セクシーでなきゃ私とは言えないの— VOGUE JAPAN
自分らしさを武器に闘ってきた、マドンナの性格が伝わってきますね。自分自身が「セクシー」であることを知っており、それを一つのアイデンティティとして認める。これこそ、自分らしさを突き詰めるマドンナの考え方なのです。
私はタフで、野心家で、自分がほしいものをちゃんとわかってるの。それが理由でいやな女だと呼ばれてもかまわないわ— VOGUE JAPAN
マドンナは、自分らしくあることで他人から批判されても構わない、と述べています。自分らしさを押し殺して活動しても、それは自分の本意ではありません。批判をされても、他人から顰蹙(ひんしゅく)を買っても、自分らしくあり続けることをやめない。これがマドンナの信念なのです。
私は人に無視されるよりも、気がかりな存在でいたいの— 有名人から学ぶ生き方のヒント
この名言は、33歳の時に出した写真集が大バッシングされた時の一言。なんの注目もされない人になるくらいなら、他人にとって気になる存在であり続けたい。そのために表現することを怠らないという、マドンナの強気で凛々しい性格が体現された言葉です。他人から批判を受けて、落ち込んだ時に思い出したい名言。
絶え間ない努力と才能で、数々の功績や成功を収めてきたマドンナ。彼女の言葉には、様々な経験や努力をしてきた重み、深みがあります。マドンナの名言を心に刻めば、彼女のように自信と勇気を持った、強く美しい生き方ができるでしょう。
次の記事では、同じく女性シンガーソングライターであるテイラー・スウィフトの名言をご紹介しています。今や知らない人はいない有名シンガーである彼女も、様々な経験を経て努力を重ねた女性です。夢に向かう勇気を持つきっかけが欲しい方は、是非チェックしてみてください。
最近の記事
Recent articles
♯グッドバイブスウーマンvol.7<wanaco**さん/抽象表現画家>
#グッドバイブスウーマン。その方の信念や生き方、在り方がわかるような、「10の質問」をお届けします。本連載は、グッドバイブスな友人・知人をご紹介していくリレー形式。第七回目にご登場いただくのは、抽象表現画家のwanaco**さん
2024.12.23
Interview
「手つかずの地球(ジオ)の風景がおもてなし」。地球や人との繋がりに思いを馳せるジオホテル
本質的なモノ・コト・旅を紹介する「My Muse Selection」。今回は、島根県・隠岐諸島に位置する“泊まれるジオパークの拠点” 「Entô」をご紹介。
2024.12.09
Wellness
Culture
「自分の可能性にオープンであることが、新しい道を切り拓く」NY在住キュレーター・斯波雅子さんが導く日本アート界の新境地
NY在住歴は約20年。現地でアート団体を運営する斯波雅子さんにインタビュー。大学時代からアートに魅了され、アート界の中心地でもあるNYで転職を繰り返しながらアーティストをサポート。2020年に独立し、アート&テック系の事業会社や非営利団体を立ち上げた彼女。活動の真意や、そのうえで大切にしているマインドなどを伺ってみました。 Photo by Dave Krugman
2024.12.05
Interview
Career
「一人ひとりが成長ではなく、“成熟”していく世界へ」食べる瞑想を通して伝えたい、本質的な豊かさとは/Zen Eating代表・Momoeさん
禅や食べる瞑想「Zen Eating」を伝えながら、国内外で活動しているZen Eating代表・Momoeさんにインタビュー。食べる瞑想「Zen Eating」とは、今日からできる、幸せな食事の方法です。そして、私たちがあらゆるものとつながっているということを気づかせてくれます。Momoeさんが、Zen Eatingを通して実現したい世界とは? そして、今後の世界で問われる、本質的なWell-beingとは。
2024.12.01
Interview
Wellness
♯グッドバイブスウーマンvol.6<鈴木優菜さん/衣装・刺繍作家>
#グッドバイブスウーマン。その方の信念や生き方、在り方がわかるような、「10の質問」をお届けします。本連載は、グッドバイブスな友人・知人をご紹介していくリレー形式。第六回目にご登場いただくのは、衣装・刺繍作家の鈴木優菜さん。
2024.11.22
Interview