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生理中の入浴って大丈夫?お風呂に入りたい時に押さえておきたいポイントとは
生理中も体は清潔にしておきたいけれど、入浴しても大丈夫なの?お風呂に入ってもOKなのかどうか気になる方のために、生理中の入浴についてまとめてみました。お風呂に入りたい時に押さえておきたいポイントと一緒に、ぜひ目を通して見てください。
2021.04.13公開
「生理中に湯船につかったり、シャワーを浴びたりするのは心配…」という声も多いですが、入浴に関しては何の問題もありません。清潔なお湯で入浴するのであれば、膣炎が引き起こされる可能性はほとんどないとされています。もちろんシャワー浴でも大丈夫。
また、水圧で経血も漏れにくい状態になっているので、入浴中にお湯が汚れる心配もありません。生理中でも入浴OKなので、気兼ねなく浸かって、心も身体もさっぱりしましょう。
生理中の入浴は、生理痛の緩和が期待できるため、むしろ推奨される傾向にあります。生理痛に悩む女性にとっては、嬉しいポイントですね。
湯船に浸かることで体が温まり、血行が良くなるため、痛みを感じるときはお風呂で緩和してみてください。生理中だからこそ、積極的にお風呂に入るようにしてみましょう。
生理中の入浴は、長風呂をしても基本的に問題ないとされています。生理中だからと急いで出る必要はありません。ゆっくりとお風呂に入るのが好きな方は、我慢する必要はないので安心してください。
また、半身浴をするのも大丈夫ですよ。ダイエット効果を期待して半身浴をする女性も多いですが、生理痛の緩和にも効果があるとされています。入浴剤やバスソルトを使って、リラックスしながら楽しみましょう。
生理中にお風呂で入浴するときは、清潔なお湯を使うようにしましょう。前日と同じお湯を使いまわしたり、家族が入った後のお湯をそのまま使ったりするのは、あまりおすすめできません。
新しいお湯を張ったり、一番風呂で家族よりも前に入ったりするようにしてみてください。家族が使った後であれば、やはりお湯を入れ替えるのが良いとされています。
生理中のお風呂の温度に関しては、気にしなくても大丈夫です。ぬるめが良いという意見や、体を温めるために熱めが良いという意見があったりしますが、長風呂をするのでなければそこまで温度を細かく気にする必要はありません。
ただし、半身浴をする場合のみ、38~40℃というぬるめの温度がおすすめ。半身浴の予定がないのであれば過敏にならず、ご自身の好きな温度で入浴するのが一番です。
経血量が多いときにお風呂の入浴で気をつけたいのが、湯船から立ち上がったときです。お湯の中は水圧によって経血が流れる心配はありませんが、湯船から立ち上がった瞬間に漏れてしまう可能性があります。
後でお風呂に入る家族がいる場合は、心配になることもあるでしょう。気になる方は、経血量が多い生理の3日目までは湯船につかるのは避けるというのも一つです。
家族に配慮したいときや経血量が多い日は、湯船を使った入浴を避けて、シャワーと足湯で済ませる方法もあります。シャワーであれば、経血が漏れても浴場を洗い流すだけで済みますね。また、シャワー浴と足湯を組み合わせれば、湯船につかれなくても体を温めることができます。
足湯のやり方は、シャワー浴を済ませたあとに、38~40℃ほどの温度のお湯に足を浸すだけ。温度が下がってきたら、適度にさし湯しながら続けてくださいね。一定の温度で45分ほど続けて、体が温まればOKです。
銭湯や温泉、スパといった、自宅のお風呂以外での入浴は、必ず事前確認が必要です。施設によっては、生理中の入浴を禁止している場所もあるためです。
家族や友人との旅行などで温泉を楽しみにやってきたのに、禁止されていて入れなかったというのは悲しいですね。利用する予定の銭湯や温泉施設などのホームページや口コミなどをチェックして、生理中の利用についてチェックしておきましょう。
生理中の入浴が禁止されていない銭湯や温泉、スパの施設でも、経血量が多いときは避けるようにしましょう。量が多いときは、気を付けていても経血が漏れる可能性があります。
銭湯や温泉は公共の場なので、家族と利用する自宅のお風呂とは異なります。浴場に経血がついてしまったり、湯船に落ちてしまったりするのは、同じ女性同士といえどもマナー違反です。温泉などを楽しむのは、経血量が少なくなる頃にしましょう。
経血量が少ないときは、タンポンや月経カップを活用して温泉などを楽しむようにしましょう。タンポンの紐を目立たなくしたい場合は、絆創膏などで太ももの内側に貼り付けておくのもおすすめ。
月経カップは、タンポンと同じような使い方ができる、シリコン製のカップのことです。膣内に挿入しておくことで、経血を受け止めてくれるアイテムで、一部ではタンポンよりも便利だと評判です。慣れるまで使い方にややコツは必要ですが、試してみるのはいかがでしょうか。下記の記事で月経カップについて解説しているので、是非読んでみてくださいね。
家族や友人との温泉旅行で入浴を楽しむのに、タンポンや月経カップの使用に抵抗がある場合は、ピルで予定日そのものを調整する方法もあります。予定を立てる段階で、前もって気をつけておくことで対応できますね。
生理中の入浴になりそうだと気付いたときは、利用してみるのも一つですよ。最近では、アプリで専門医に相談しつつ、ピルを届けてもらえるサービスもあります。
生理中のデリケートゾーンの洗い方として、専用の石鹸を使用することをおすすめします。デリケートゾーンは恥垢が溜まりやすい一方で、肌が敏感な部位。しっかり汚れを落としつつも負担の小さい洗浄を行えるよう、他の身体の部位よりも気を遣ったケアが必要になります。
デリケートゾーン専用の石鹸は、デリケートゾーンのph値に合わせた弱酸性のものがほとんど。またニオイが気になる場所でもあるので、香りまでこだわったものが多いですよ。下記の記事では、デリケートゾーンの洗い方について詳しく解説しています。是非ご参考になさってください。
女性のデリケートゾーンは、その名の通り大変デリケートな部分になります。角質層が薄く、摩擦や刺激に弱いため、ナイロンタオルを使って洗ったり、爪を立てて洗ったりしないよう注意しましょう。炎症やかゆみを引き起こす可能性があります。
デリケートゾーンを洗うコツは、指の腹を使って優しく丁寧に汚れを落としていくことです。ひだの間まで丁寧に洗って、ぬるめの温度のお湯で流してくださいね。
膣内の洗浄はしないようにすることも、女性のデリケートゾーンの洗うときのコツの一つです。自浄作用があるため、膣内まで洗わなくても大丈夫なんですよ。
基本的に、膣内はノータッチであることが一番。奥まで洗い流そうとシャワーなどが使われることがありますが、膣の環境を整える善玉菌を洗い流してしまう可能性があるため、逆効果になる可能性があります。
生理中のデリケートゾーンケアのおすすめアイテムには、『I'm La Floria(アイム ラフロリア)』のデリケートボディウォッシュが挙げられます。女性のデリケートゾーンのお手入れには、専用のソープが欠かせません。弱酸性の洗浄力で、優しくケアしてくれます。
また、意外に思えるかもしれませんが、女性のデリケートゾーンも保湿を必要とします。乾燥がすすんでしまうと、デリケートゾーンのシワやたるみの原因になりますし、かゆみやニオイを引き起こす可能性もあると言われています。デリケートボディウォッシュなら、保湿対策もばっちりなので重宝しますよ。
洗い方のコツに関しては、通常のお手入れ方法と同じです。また、『I'm La Floria』には、ボディウォッシュ以外にも、クリームやシートといったデリケートゾーンのケア専用アイテムがあるので活用してみてください。
『inclear(インクリア)』も、生理中のデリケートゾーンのケアにおすすめのアイテムです。膣洗浄ジェルと呼ばれる商品で、弱酸性のジェルを使って膣内環境をケアする効果があります。
『inclear』は「洗浄」ジェルと銘打っていますが、実際にゴシゴシと洗い流すアイテムではありません。タンポンのようなアプリケーターでジェルを注入することにより、経血の残りを絡め取りながら、自然にスルリと排出させる仕組みです。
使い方は、シャワーやお風呂の後にタンポンと同じように挿入するだけです。アプリケーターのピストンを押すと、ジェルが注入されていきますよ。
生理中のニオイケアを重視したい方には、『BIOTURM(ビオトゥルム)』のフェミニンデュオスプレーがおすすめです。女性のデリケートゾーン専用のアイテムで、気になるニオイをリフレッシュしてくれます。
フェミニンデュオスプレーは、デリケートゾーンを健やかに整えてくれる乳清を配合しているうえに、保湿効果も併せ持っています。デリケートゾーンを清潔にした後に、トイレットペーパーにシュッとスプレーして拭き取れば、ニオイもスッキリしますよ。携帯できるサイズなのも嬉しいポイントです。
何かと気になる生理中の入浴は、積極的に行っても問題ありません。さっぱりとしたり、生理痛を緩和させたりできることからも、無理に我慢する必要はありませんよ。
ただし、家族と使用するお風呂ではなく、銭湯や温泉などでの入浴は周囲への配慮から気をつけた方が良いですね。しかし、経血量が少ないときであれば、タンポンや月経カップを使ったりして対処することもできます。生理中だからと入浴を諦めず、快適に過ごしていけるよう工夫していきましょう。
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