はじめまして!SHIORIです。
「美肌」「ダイエット」「エイジングケア」「新陳代謝アップ」などに効果が期待できるとして、欧米を中心に話題となり、現在日本でも流行しているコンブチャ株分けワークショップなどで腸活についての講師をしながら、『思い描いている理想の暮らしがあるけれど何をしたらいいか分からない』という世の女性たちのために、内なるセルフラブ(自己愛)を引き出して目の前の現実を変えていく方法をお伝えしています。
今回は、私の自己紹介も兼ねてその『セルフラブ』についてお話させていただきます。
私はかつて、何を隠そうパリピでした。週に4,5日、飲みに出かけては酔っぱらうまで帰らない。今この瞬間を生きていました。もちろんそんな生活ではお金は貯まらず、せっかくの休日は疲れた体を癒すために散らかった部屋で寝るだけの日々。
こんな私に寄ってくる男性も、飲み屋で出会ったまだあまり打ち解けていない人や、癖の強い人など、信頼できるような素敵な人々ではありませんでした。今思えば、あの頃の私はちょっと心がすさんでいて、荒れていたんだと思います。
そんな時SNSを開くと、同年代であろう女性たちが生き生きと仕事をして、シンプルだけど上質そうな服や鞄を身に付けて、素敵な場所で旅行している…。
「どうしたらこんな生活ができるんだろう…」「そもそも私とは住む世界が違うんだろうな…」と羨みつつ、自分とは関係ない世界だと見て見ぬふりをしていました。
そんな私が、今は、素敵な男性と結婚し、好きな仕事をして、好きな時に欲しい物を買い、年に2回ほど海外旅行に行けるようになりました。(旅行できていたのは、コロナ騒動前のお話です)
そう、本当に住む世界が変わったように、自分とは関係ないと思っていた環境で生きることができています。
では、なぜ変われたのか。ここからは私の幼少期に遡ります。
私は在日韓国人(父)と、韓国から日本に留学しに来ていた韓国人(母)の間に生まれた第一子。韓国特有の愛情盛りだくさんで育てられた一方、愛情ゆえの厳しさとたくさんの期待を背負って育ちました。
小さいころから自分の意見は持たせてもらえず、親の言うことが絶対。何か少しでも親の「絶対」とは違ったことをすれば、つらいお説教タイム。(韓国ドラマでこんな風景をご覧になられた方もいるかもしれません)愛されているのは分かるけど、同じ分だけ地雷がたくさんある家庭でした。
そんな中、なんとか親の期待通りの名門大学に入ることができた私。そのまま就職先も親が喜びそうなところを選んで、無事入社することができました。
「これでもう自由だ!」「この先は親になんと言われようと私が好きなように生きていくぞ!」
親を満足させることができたことをきっかけに強気になった私は、そこから今までの反動と言わんばかりに、第二の青春(通称:パリピ時代)に突入していくわけなのですが、本当の自分の人生を歩もうとした矢先、早速壁にぶつかりました。
「よく考えてみたら、私って何がしたいんだろう?」
自分の人生を生きようと意気込んではみたのものの自分がやりたいことが分からない。何をしている時が楽しいか思いつかない。
長年、自分を出さずに生きてきたため自分自身の考えや感情をくみ取ることが難しくなっていました。
人は「自分が分からない」という状態に陥ると、不安と孤独感に駆られます。誰も味方がいないような、誰も自分のことを知らないような、光の無い闇の中を歩いているような。私も当時はそんな気持ちに襲われて押しつぶされそうでした。
「早くこの状態から脱出したい!」私は、光を見出すべく心理学や親からの影響、男女の違い、精神世界などについての本を読みふける生活が始まりました。
自分自身がどうやって形成され、今どういう状態なのか。そして、私が変わっていくためにはどうしたらいいのかを知りたかったからです。大人になってはじめて自分自身と向き合った時間でした。
色々な本を読んだり、セミナーに参加したりしていくうちによく耳にする言葉があることに気付きます。後にこれが私を大きく変えてくれるきっかけとなるのですがその言葉が、『セルフラブ』(自己愛)だったのです。
セルフラブとは、自分を大切にし、自分を信頼し、自分に自信を持つこと。大切な人を扱うように、自分を大切に扱うことです。
心を許せる大切なお友達が泣いていたら、気持ちに寄り添って慰めてあげますよね?悪口言われていたら、怒って守ってあげますよね?
それと同じように、自分の中にいる自分に同じことをしてあげる。自分自身と親友になるということです。
例えば、付き合っている彼氏にあなた自身を否定されるようなことを言われたとします。そうしたら、「今の言い方はどうかと思うよ」とハッキリ伝える。自分の中の自分を傷つけないために、ちゃんと守ってあげるのです。
こういったことの繰り返しで、自分自身への信頼度が増し、自信がついてきます。これがセルフラブです。
では、私がこのセルフラブを取り入れてから、どうやって理想の世界を現実にすることができたのか?特に難しいことはありません。この自分自身と親友になるためのプロセスを、ひたすら実践するだけ。
まずは『知る』ところから。自分自身に色んな質問を投げかけて、時間をかけて答えを引き出します。たとえば、ネガティブな感情が湧き出たら、どうしてこの感情が湧き出てきたのか聞いてあげる。答えが分かったら、気持ちに寄り添って慰めてあげる。これの繰り返しです。
不思議なことに、このプロセスを実践していくと心の靄が少しずつ晴れ、笑顔になる時間がちょっとずつ増えて、周りの友達も次第に変わっていき、素敵な人から声をかけられるようになり、自分に自信がついて、夢中になれるものが見つかり、目標のために行動し、信頼やお金という愛のエネルギーが入ってくるようになるという一つの循環が生まれるようになります。
時間こそかかりますが、たったこれだけで、理想の自分に近づくことができたのです。
ここまで私の話をさせていただきましたが、意外と同じように苦しんでいる方は多いのではないでしょうか?
今まで自分を押し込めて我慢する環境にいたり、人に合わせることに慣れてしまっていたり、何かに闇雲に突き進んでいるような人たちにとって「自分と向き合う」という時間を持つことは難しかったはずです。
自分を知り、愛することで、同じように周りの人や物も愛せるようになると私は考えています。セルフラブは、全ての愛の始まりで、循環しています。
こんな思いを抱えている皆さん
今までなかなか自分にかける時間を持てなかった人たちへ。一度立ち止まり、ありのままの自分と向き合ってみませんか?
ナチュラルフードアドバイザー/美腸プランナー/『自分の中の自分と繋がる』セッション&ワークショップ開催中/ナチュラルな食を通して居心地のいい暮らしを提案します
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