Wellness
デリケートゾーンは保湿が大事!その必要性と乾燥を防ぐおすすめの専用アイテムたち
皮膚が薄く敏感なデリケートゾーンは、乾燥しやすいため毎日の保湿ケアが欠かせません。しかしデリケートゾーンのケアをしたことがない…という女性もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、デリケートゾーンを保湿する必要性や、その方法をご紹介します。
2021.07.22公開
デリケートゾーンを保湿していないと、においの原因になると言われています。膣の内部では自浄作用のある分泌物が排出されており、潤いが保たれています。しかし年齢を重ねるとこの分泌物が減り、膣が乾燥していくのです。
その結果、本来あるはずの自浄作用が低下してしまい、雑菌が繁殖してにおいの原因に。この症状が悪化すると、かゆみや性交痛などのトラブルが起こることも。これらを防ぐために、デリケートゾーンの保湿が必要なのです。
デリケートゾーンの保湿ケアが必要な理由として、下着の擦れを防ぐというものがあります。肌が乾燥するとショーツが擦れやすくなり、かゆみや痛みなどのトラブルの原因に。また摩擦のダメージによって、デリケートゾーンの黒ずみが悪化することも。
デリケートゾーンの保湿を習慣化することで、乾燥によるかゆみや擦れを軽減できるのです。Vゾーンだけでなく、膣周りや外陰部などの場所もしっかりとケアしましょう。
自分の膣の状態を知るためにも、デリケートゾーンの保湿ケアは必要。自分のデリケートゾーンを触ったり、見たりする女性は少ないと言われています。
毎日デリケートゾーンの乾燥やにおいなどをチェックすることで、健康な状態を維持できるのです。保湿ケアを通して、膣が粘液で満たされているか、皮膚が弛んでいないか確かめてみて。
ローションやクリームでケアを行う前に、ソープでデリケートゾーンを清潔にしてください。デリケートゾーンを清潔にしないまま保湿ケアを行うと、雑菌が繁殖してにおいやかゆみの原因に。膣トラブルを防ぐためにも、ソープを使って洗浄する必要があるのです。
デリケートゾーンを洗浄する際は、専用のソープを使いましょう。デリケートゾーンは粘膜と皮膚が混在している場所。そのため洗浄力が強すぎるソープを使うと肌に負担がかかり、トラブルの原因に。マイルドな使用感の専用ソープならば、安全に膣周りを清潔にできます。
また膣周りにソープが残っていると、垢やにおいなどが発生しやすくなります。デリケートゾーンを清潔に保つためにも、洗浄後は泡が残らないようシャワーで丁寧に流してください。熱すぎるお湯だと皮膚が乾燥してしまうため、ぬるま湯のシャワーを使うことをおすすめします。
ローションなどでデリケートゾーンを保湿する際は、優しく撫でるようにケアしてみて。デリケートゾーンの周りの皮膚は、まぶたよりも薄く繊細だと言われています。乱暴にケアをすると、乾燥を引き起こす原因にも。
あまり力を入れすぎず、指の腹を使ってローションやクリームを塗る、という方法を意識してください。また保湿アイテムを使う前には、手を洗って清潔な状態にしておきましょう。
デリケートゾーンのケア方法に、入浴後すぐに保湿するというものがあります。膣は皮膚が非常に薄い部位なので、最も乾燥しやすい場所だと言われています。
お風呂上がりにデリケートゾーンを放置していると、どんどん水分が奪われて乾燥が進行してしまうため、入浴後はなるべく早くローションやクリームで保湿する必要があります。意識的にケアすれば、膣周りの悩みが軽減されていくはずです。
デリケートゾーンのトラブルの原因として、ゴシゴシと摩擦を与えるということが挙げられます。クリームやローションを塗るときや膣を洗浄する際、乱暴に擦っていませんか?外陰部の肌は非常に薄いため、強い刺激を与えると乾燥やダメージが引き起こされてしまうのです。
また尿を拭き取る時も注意が必要です。トイレットペーパーでデリケートゾーンを擦りすぎると、粘膜が傷ついてトラブルの原因に。前から後ろにゴシゴシこするのではなく、優しく紙を押し当てるように拭き取るようにしてみて。
サイズがフィットしていない下着を使っていると、デリケートゾーンが乾燥しやすくなると言われています。サイズが小さすぎたり、大きすぎたりするショーツを着用していると、肌に負荷がかかって摩擦が起こってダメージが蓄積。皮膚のダメージから、黒ずみや乾燥が引き起こされてしまうのです。
ショーツを選ぶ際は、必ず自分のサイズにフィットするアイテムを探すようにしてみて。またポリエチレンやナイロンなどで出来たショーツは、敏感肌の方に取っては刺激になることも。シルクやオーガニックコットンなど、肌に優しい素材で作られたショーツを使うようにしてください。
30代、40代、50代…と年齢を重ねるごとに潤いが保ちづらくなり、トラブルが増えていくデリケートゾーン。専用のアイテムでしっかりとケアすることで、さまざまな効果を得ることができます。
まだ20代だから大丈夫!と思う方も今のうちから意識的にケアを始めてみてはいかがでしょうか。
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