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Wellness

わたしと娘がデリケートゾーンケアをすることがSDGsへとつながるワケ

女性の社会進出がめざましい進歩を遂げ、今まで以上に自分というものを大切にしようとする女性が増えている昨今。
そのなかでもとりわけコスメやエステ、ネイルやマツエク、ジムやヨガと並び、デリケートゾーンケアなどのフェムテック商品が注目されています。

私もそのうちのひとり。
もうじき15歳になる娘と半年前から、一緒にデリケートゾーンケア商品を使い始めました。

2021.07.28公開

「相手のためだけ」のデリケートゾーンケアや脱毛は過去の話

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以前から、日本のドラックストアでも生理用ナプキンの横にひっそりと並べられていたデリケートゾーン専用の洗浄液。セクシャルなイメージもあり、需要が限られていました。

デリケートゾーンケア先進国のアメリカでは、2016年の調査によると18歳から65歳のアメリカ在住の女性の約6割がデリケートゾーンの脱毛の経験があり、脱毛の動機はデリケートゾーンを衛生的に保つためが約6割となっています。

その前の調査では、多くの女性がセクシャルな理由で脱毛すると答えたなか、2016年には圧倒的多数が清潔に保つためと回答しているんです。
— アメリカのデリケートゾーン脱毛事情 Summer’s Eve

デリケートゾーンケアに対する女性の意識が、セクシャルなものから、自分の未来のためのケアに変化していったのです。

わたしと娘がデリケートゾーンケア商品を使い始めたきっかけとは

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当時の私のデリケートゾーンの洗浄は、一般的なボディーシャンプー。特に良いとも悪いとも思わず、当たり前のように使っていました。

しかし、元々肌が弱い私は生理前になると痒みがでてしまい、生理中はナプキンの摩擦によって、更なる痒みが。

このような痒みを毎月繰り返していくうちに、ビキニラインには黒ずみがくっきりと。

婦人病でピルを飲み、生理を止めた後も黒ずみは元に戻ることはなく、今度は下着の摩擦によるかぶれも出てくるように・・・そんなときにSNSでデリケートゾーンケア商品が目に入り、何となく買ってみることにしました。

沢山のタイプの商品がある中、私より更に肌が弱く、同じような悩みを持っていた娘と、お互いに使いやすいデリケートボディウォッシュを購入することに。

これなら忙しいときは、デリケートゾーンを洗いつつ、体も洗えるので時短にも繋がるし、何より娘が使い続けられる!と思いました。

実際にデリケートゾーンケアを使ってみてどう変化したか

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まず、使い始めて一週間ほどで、私も娘もデリケートゾーンのかぶれの頻度が減りました。

私の場合は、このかぶれによる痒みが黒ずみの原因となっていたので、痒みが減った分、黒ずみも以前ほど気にならなくなりました。

また泡立ちと香りが非常にいいので、使っていてとてもリラックスできますし、時間がない時はそのままボディ全体にも使っています。

そして娘は、デリケートゾーンケアをしている友人がまだ少ない世代。

ナプキンや下着かぶれで困っている友人に『今はこういうものがあるよ』と自分が使って実感したものを友人にシェアしているようです。

このような、若いうちからの『デリケートゾーンを清潔に保つ意識』『未来の自分のためのケア』は、とても大切です。

わたしと娘のデリケートゾーンケアが、SDGsへとつながる

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今まで特別なデリケートゾーンケアをしてこなかった私が、SNSをきっかけに軽い気持ちで娘と始めたデリケートゾーンケア。

使い始めて半年以上が経った今では、下着によるかぶれケアとして使いながらも、自分のデリケートゾーンを専用のアイテムで洗い、ケアをする。そのような自分の体を大切にするという意識が、自分自身のアップデートへと繋がっています。

そして自分を大切に、愛おしく想うことにより、自己肯定感が更に高まり、家族や友人、そばにいる人を大切に想う、人と人との持続可能な関係を築いていくという、一番身近なSDGsへと繋がります。

デリケートゾーンケアを通じて、娘に自然なかたちで性教育を伝えることができ、更に持続可能な人間関係を築くというSDGsへと繋げていくことは、これからの未来を生き抜く子ども達にとって、とても重要なことのように感じます。

では今日もみなさまにとって素晴らしい一日となりますように…

■Writer's Profile

ochapichan(オチャッピチャン)

元読者モデル/色彩検定3級/化粧品会社社内技術検定2級/ナチュラルビューティースタイリスト/ペットシッターアドバイザー&ホテルソムリエ/アラフォーママ/美容を中心にライフスタイル、食事、保護犬などの記事を執筆しているライターです。

Instagram :@ochapichan
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