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国際女性デーとは?これまでの歴史と日本での取り組みについて解説

国際女性デーとは?これまでの歴史と日本での取り組みについて解説

あなたは「国際女性デー」という記念日をご存知ですか?日本では認知度が低いため、詳細を知らないという人も多いでしょう。そこで今回は、国際女性デーの歴史や取り組みなどを解説します!日本や世界で行われているイベントや、2021年最新情報もまとめていますので、参考にしてください。

2021.02.25 Empowerment

国際女性デーの概要とは?

1904年のデモが起源となっている

デモする女性

国際女性デーは、1904年のデモが起源となっています。1904年の3月8日、アメリカのニューヨークで婦人参政権を求めたデモが発生。女性が政治に参加する権利を訴えたこのデモをきっかけとして、ロシアやヨーロッパでも労働運動が開催されました。

これらの活動を受け、社会主義者であるクララ・ツェトキンが、1910年に「女性の政治的自由と平等のために戦う」ことを提言。また3月8日を、女性の勇気と決断を讃える記念日とすることを提唱しました。これが、国際女性デーの歴史だと言われています。

1975年に国連が正式に制定

1904年のデモや、1910年の国際社会主義者会議以降も、女性の権利を求めた活動は続きました。こういった活動を受け、国連は1975年を「国際婦人年」にすることを明言。同時に、3月8日を「国際女性デー」に正式制定しました。

その後国連は、計4回に渡って世界女性会議を開催。これにより、男女差別の撤廃や女性の政治・経済参加の意識が世界中に広まることとなりました。国際女性デー制定後も、国連は毎年3月に男女平等を呼びかけています。

女性の働き方や生き方を考える日

「国際女性デー」は、女性の働き方や生き方について考える日として知られています。社会に貢献してきた女性の活動を称え、女性が働きやすい環境を作ろうとする活動も行われていますよ。女性が活動してきた歴史を学んだり、男女差別問題を考え直すキッカケになっているのです。

女性の働き方や役割の問題は、世界各国によって異なるもの。国連に加盟している国は、それぞれの国の内部事情と向き合いつつ、女性の働き方を模索しています。

2021年の国際女性デーはどんなイベントが行われる?

来る2021年の国際女性デーに向けて、様々な団体がイベントやプロジェクトを準備しています。 例えばHAPPY WOMAN実行委員会は、HAPPY WOMAN FESTAというイベントの5周年を迎え、オンラインを中心にラジオや雑誌などと連携し、音楽祭の企画や映画製作を行っているそう。"国際女性デーを日本の新たな文化に。"というスローガンのもと、2030年までに全国でのイベント開催を目標としています。

国際女性デー|HAPPY WOMAN FESTA 2021|5周年

ジェンダー平等と女性のエンパワメント促進を目指す、女性・少女のための国連機関であるUN Womanは、2021年国際女性デーのテーマを「リーダーシップを発揮する女性たち:コロナ禍の世界で平等な未来を実現する」とし、特にこのコロナ禍での健闘を称えることを表明しています。3月7日にはオンライン・チャリティ・トークイベントを開催し、ロヒンギャ難民女性支援の現場からの声を届けてくれます。

3月7日に、「国際女性デー」オンライン・チャリティ・トークイベント開催

その他にも、様々な団体が国際女性デーに向けて立場を表明したり、イベントを開催しています。気になった方は、是非参加してみましょう。日本や世界における女性の立場について深く考えるきっかけになるはずです。

国際女性デーの日本での取り組み5選!

①1923年にフェミニズム団体が演説を行う

マイク

国際女性デーに基づく日本の活動は、1923年にまで遡ります。ニューヨークのデモや国際社会主義者会議を受け、フェミニスト団体が集会を開き、演説を行なったのです。100年ほど前には、既に国際女性デーに関連するイベントが行われていたのですね。

しかしこの集会は途中で中断、鎮圧されてしまいます。その後大きなイベントはなくなり、戦争などの混乱も相まって男女差別撤廃運動は鳴りを潜めます。1975年に国際女性デーが正式に制定された後も、日本に国際女性デーの文化が定着することはありませんでした。

②HAPPY WOMAN実行委員会がイベントを開催

現代の男女差別撤廃活動に乗じ、国際女性デーを広めようと動き出した団体があります。それが「HAPPY WOMAN実行委員会」。国際女性デーを広めようと、2017年から全国各地でイベントを行なっています。ワークショップやセミナーなどを通し、女性の在り方について考えていますよ。

HAPPY WOMAN実行委員会は、国際女性デーを文化行事として根付かせることを目的としています。2017年のイベントは東京のみで行われましたが、2019年には全国12都市でイベントを開催。2025年までに、全国47都道府県全てでイベントを開く、ということを目標に掲げています。

③日本マイクロソフトが社内イベントを開催

国際女性デーの活動として、日本マイクロソフトのイベントも有名。日本マイクロソフトは、男女差別撤廃を目標として、2018年から社内活動を開始。黄色のグッズを男女問わず身につけて出社したり、女性社員にミモザの花で作ったブーケを配布する、などのイベントを行なっています。

日本マイクロソフトでは、国際女性デーを経て「個人のポテンシャルを発揮できる社内環境作り」を目指しています。国際女性デー以外にも、女性の働き方改革になる数々の取り組みを実践。男女平等の先駆けとなる企業の一つです。

④花屋がミモザを贈ることを提案

ミモザの花

全国の花屋でも、国際女性デーに関するイベントや活動が行われています。イタリアの「男性から女性に花を贈る」という慣習に倣い、「日本でもミモザの花を贈ろう」と提案する花屋が増えているのですよ。

まだまだ活動の輪は狭いものの、これから広がりを見せると期待されているイベントの一つ。母の日にカーネーションを贈るように、国際女性デーにミモザの花を贈る風習が根付く日が、近づいているのかもしれませんね。

⑤大学や日本企業がシンポジウムを開催

国際女性デーに、シンポジウムが行なっている大学や企業もありますよ。2019年、世界経済フォーラムが発表した「男女格差報告書」で、日本は過去最低の順位を記録。これを受け、お茶の水女子大学と朝日新聞社が、共同でシンポジウムを開いたのです。

このシンポジウムでは、職場での性差別や女性の働き方、社会で一体何ができるのか、という問題が話し合われています。日々の暮らしの中で、女性差別にどのように対処すれば良いのか、考えることができますよ。

国際女性デーにおける海外の取り組みをご紹介!

ロシア

花を贈る男性

ロシアの国際女性デーの歴史は、1917年にまで遡ります。女性労働者を中心とした団体が、働く権利を訴えてデモを開催。これをきっかけに、3月8日を記念日とする動きが国内で活発になりました。国連が正式に国際女性デーを制定した後も、様々なイベントが開催されています。

ロシアの国際女性デーでは、大統領が女性たちにメッセージを発表。男性が女性に花やプレゼントを贈ったり、レストランへ食事に出かけたりするカップルも多いです。ロシアの国際女性デーは、国民に深く根付いているんですね。

イタリア

イタリアでも、国際女性デーは国民に強く根付いています。イタリアでは3月に、黄色のミモザの花が国中で咲きます。そのため、国際女性デーである3月8日には男性から女性にミモザの花を贈る風習が生まれました。この風習から、イタリアの国際女性デーは、「ミモザの日」と呼ばれて親しまれていますよ。

イタリアでは、「ミモザの日」は女性のための特別な日だと考えられています。女性たちは、普段行なっている仕事や育児、家事などを男性に任せ、好きなように外出。自由な時間を過ごすのです。

中国

リラックスする女性

中国でも、国際女性デーにまつわるイベントは多く開催されています。1924年に女性向けのイベントが開催された後、各地域で色んな活動が行われています。1950年からは、女性の労働者を労わる記念式典も開催されているとか。

また中国の国際女性デーには、女性に半日休暇を付与するという法律があります。そのため中国の女性たちは、午後から仕事を休んで思い思いに過ごしているのですよ。

アメリカ

アメリカでは、国際女性デーは「インターナショナルウーマンズデイ」と呼ばれています。3月8日だけを祝うのではなく、3月いっぱいを「女性史月間」として定めているのが特徴。アメリカで活躍してきた女性の歴史や貢献を振り返ります。

アメリカでは、年ごとに国際女性デーのテーマを設定しています。そのテーマに合わせて、図書館や公文書館で、様々な展示やイベントが行われているのですよ。国を挙げて女性のあり方について考えられている、と言えますね。

国際女性デーの歴史や日本の取り組みを知り、男女平等について考えましょう

花を持つ女性

男女平等や女性の活躍を目指して制定されたのが、国際女性デーです。世界で様々な取り組みが行われている一方、日本ではまだまだ認知度が低いのも事実。国際女性デーの歴史や世界のイベントを知って、これからの日本の取り組み方や男女平等を考えてみて。

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