
汗ばむ季節!デリケートゾーンのムレを徹底対策しませんか?
梅雨・夏と、湿気やムレが気になる季節がやってきますね。実はデリケートゾーンにとってもこれらは大敵。しっかりとケアをしなければ、トラブルの原因になることも。普段の生活でできる、デリケートゾーンを快適に保つケアの方法をご紹介します。
デリケートゾーンのムレはトラブルの元
デリケートゾーンの皮膚は、実は汗腺が多いのです。
デリケートゾーンには汗をかきやすい脇の下と同じ汗腺が2つあり、それらがニオイやムレの原因にもなります。
デリケートゾーンは常に下着や洋服におおわれていて、なかなか汗をふくことができないため、日中は放置されがち。しかしそのムレはトラブルの原因につながってしまうのです。
デリケートゾーンのトラブル

よく挙げられるデリケートゾーンのトラブルをご紹介します。
膣ガンジダ
真菌の一種であるカンジダ菌が、膣で増殖して起こる疾患です。膣や外陰部の赤み、腫れ、かゆみや、皮膚の表面に白い苔状の付着物が現れ、白く濁った酒かす状のおりものがみられることがあります。
接触皮膚炎
いわゆる、かぶれを意味します。外的刺激のほか、皮膚に合わない下着を身につけた時などのアレルギー反応によって症状が現れます。強いかゆみがあり、赤みや水ぶくれ、ただれ、かさぶたなどがみられます。
トリコモナス膣炎
トリコモナスという原虫が膣に感染することで起きる疾患です。泡状で黄緑色のおりものが増え、膣や外陰部に灼熱感や痛み、かゆみを伴います。
デリケートゾーンを快適に保つコツ
デリケートゾーンのトラブルを防ぎながら、快適に保つためにはどうすればよいのでしょうか。実は、ちょっとしたコツをおさえておくだけで、ムシムシした季節にもデリケートゾーンを快適に保つことができるのです。
デリケートゾーンを快適に保つためのコツは次の4つです。
生理中のナプキンはこまめに取り変える
デリケートゾーンがムレると、雑菌が増え、ニオイやかゆみが気になりやすくなります。トイレのたびにナプキンを取り換えることで、常に清潔な状態を保ちましょう。
トイレについているビデを使うのもよいですが、使いすぎるとデリケートゾーンの皮膚を守る常在菌まで洗い流してしまい、免疫力が低下します。適度に使うことで、清潔でバランスのよい状態が保てるかもしれませんね。
デリケートゾーン専用ソープで優しく洗う
デリケートゾーンの皮膚はまぶたよりうすいといわれています。よって、ボディタオルでゴシゴシと洗うと、傷ついたり黒ずみの原因になることも。そのため、デリケートゾーン専用ソープをしっかりと泡だてて、優しく洗うことをおすすめします。
また、入浴後は十分に乾かしてから下着をつけるなどして、なるべく水分が残らないようにしましょう。しかし乾燥し過ぎも禁物。お風呂上りは顔のスキンケアと同じように、デリケートゾーン専用のクリームでしっかりと保湿をすることで、乾燥トラブルを防ぎます。
自分の肌に合った繊維の下着を選ぶ
夏は汗、冬はタイツの重ね着などで、実はデリケートゾーンは1年中ムレやすい状態になります。下着を選ぶときは、デザインだけでなく、通気性のよいものを選んでみるのもよいかもしれません。
化学繊維が刺激になる人もいるので、コットンやオーガニックコットンがおすすめです。
デリケートゾーンの血流を悪くする服は避ける
締め付けは、通気性も悪くしますし、擦れて黒ずみの原因にもなります。締め付けの強いガードルや、サイズの合っていない下着などはなるべく避けましょう。
通気性がよく、自分の身体の形に合った下着や服を身に着けることで、デリケートゾーンを快適に保つことができます。
夏が本番、デリケートゾーンケアを念入りに!

デリケートゾーンを快適に保つ方法をご紹介しました。夏にデリケートゾーンのトラブルを感じたことのある人は少なくないと思います。トラブルが起こる前に、しっかりと原因を知って対策することで、快適な夏を過ごしましょう!
■Writer's Profile
あんぬ
20代OL/大手外資系キャリアコンサルタント/バックパッカー/新卒1年目で中絶を経験/誰もが生きやすい世の中実現のため、性教育支援や中絶経験者コミュニティー設立等活動中。
あんぬさんの最新記事はこちら
Instagram:writtenby_anne Blog まとめリンク
商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。