生理期間に甘いものが食べたくなる人におすすめなロースイーツ
生理前〜生理中にかけて、どうしても甘いものが食べたくなってしまう…気づいたらお菓子ばかり食べてしまい、肌荒れが加速する…と、女性特有のバイオリズムと食欲で悩んでいる方は多いのではないでしょうか。 女性が生理前にチョコやクッキーなどの甘いものが食べたくなるのは、女性ホルモンが大きく影響しています。そこで、甘いものが欲しくなる理由や、おすすめの間食「ロースイーツ」についてお話します。
女性ホルモンと食欲
女性の体にはエストロゲン・プロゲステロンの2種類のホルモンが分泌されています。このふたつのホルモンのバランスによって生理周期はコントロールされています。生理明けはエストロゲンの分泌量が多く、2〜3週間後にプロゲステロン分泌量がエストロゲンより多くなると、生理が起こるのです。
この生理前に分泌量が多くなるプロゲステロンは、女性らしい体つきを保つために必要なホルモンであり、体に水分を溜め込む作用や血糖値を下げる作用があるといわれています。
そのため、生理前〜生理中はご飯を食べても血糖値が下がりやすく、空腹を感じてお菓子に手が伸びやすくなります。
白砂糖は体を冷やしてしまう
甘味料の中で最も使われている砂糖は白砂糖で、市販のお菓子の大半に含まれています。
甘くておいしいお菓子作りには欠かせませんが、白砂糖は体を冷やしてしまう性質があり、冷え性を促進する作用も。その結果、生理痛やPMSを悪化させる可能性もあり、注意が必要です。
また、お菓子を食べることに罪悪感を抱いている人や、ダイエットや体重管理のためにストイックにお菓子を食べないように我慢している人もいるはず。
そんな方におすすめなのが、ロースイーツです。
ヘルシーな間食におすすめなロースイーツ
ロースイーツとは、加熱することなく作るスイーツのこと。
一般的に、市販のお菓子は白砂糖、小麦粉、卵、バターなどを混ぜて作られます。そのため、含まれる栄養素は炭水化物と脂質が中心。
一方で、ロースイーツは植物性の食材を中心に作られるスイーツです。ロースイーツによく使われる食材は以下の通り。
ナッツ類…アーモンドやカシューナッツ、くるみなど
オイル類…ココナッツオイルや太白胡麻油、アボカドなど
ドライフルーツ…デーツ、レーズン、いちじく、マンゴーなど
甘味料…メープルシロップや甜菜糖など
これらの食材を中心に、48度以上の熱を加えずに作られます。そのため、体に優しい食材であると同時に、体を冷やしにくい特徴もあるので生理前にはぴったりなスイーツです。
ロースイーツは健康にも良い
ロースイーツは食材の栄養素をそのまま取り入れることができ、女性の体にも嬉しい影響がたっぷり。ビタミン・ミネラル類、抗酸化作用を持つポリフェノール類を豊富に含む特徴があります。
そのため、ダイエットやデトックス、アンチエイジング効果などの嬉しい健康・美容効果がたっぷり。
生理前〜生理中はむくみや倦怠感が現れやすいのですが、体に入れるものから変えてみるのもおすすめです。
まとめ | 生理期間のおやつを工夫してみよう
生理前の止まらない食欲に悩む女性はたくさんいます。気づいたらチョコレート一袋がカラになってしまっていた…ということもしばしばあるはず。
お菓子を食べてしまったことへの罪悪感や体への負担、生理痛やPMSを悪化させる可能性もありますが、無理に我慢をすることも禁物です。
そこでおすすめなロースイーツについてお話しました。また、最近ではローチョコレートやローケーキなどいろんな種類が販売されているので、手に取りやすくなってきたことや、加熱せずに冷蔵庫で固めて作るので自分で作りやすいのも嬉しいポイントです。
ヘルシーな間食に切り替えて生理期間を心地よく過ごしませんか?
■Writer's Profile
Kwhr ai
管理栄養士 / フリーランスライター&コンサル / 環境系大学院の博士課程にて乳酸菌の研究中 / 腸内環境とセルフケア / プラントベース(ヴィーガン)な暮らしを満喫中
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