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私は私なりの魅力で!自分らしさに挑み続けるガールクラッシュなK-POPアーティスト

私は私なりの魅力で!自分らしさに挑み続けるガールクラッシュなK-POPアーティスト

いまやK-POPのガールズグループは韓国国内の音楽シーンを飛び出し、世界中で評判を得ています。その中でも「ガールクラッシュ」と表象されるアーティストたちをご存知でしょうか? 今回はガールクラッシュの魅力についてお伝えしていきます。

2022.03.01

「ガールクラッシュ」とは?

  「ガールクラッシュ」とは「女性が魅了される女性」を意味し、またそのような特徴を備えたガールズグループやアーティストのことを指します。誰かに媚びたり競ったりせず、セルフィッシュであることさえ悪びれない。ただただ自分のスタイルを貫くことに徹するイメージです。  

  ここ数年のK-POPガールズグループでガールクラッシュに分類される代表的なものは、BLACKPINK、MAMAMOO、ITZY、EXID、aespa、EVERGLOWといったところです。どのグループも受け取り手の女性たちに向けたエンパワメント力に溢れています。  

これぞガールクラッシュ!パッション溢れるMVをご紹介

ここからはまさにパッション溢れるMVを3本ご紹介します。

LISA (by BLACKPINK)『LALISA』

  個性が光る4人のメンバーで構成され、いまやK-POP界を代表するBLACKPINK。そのなかでも一際異彩を放つリサは今年9月にはソロデビューを果たし、知名度が上がってきています。  

  ソロデビュー曲の『LALISA』はリサの本名「ラリサ・マノバン」から取ったもの。デビュー曲のタイトルに自分の名前を当てるという攻めたスタートダッシュに多くの人が驚かされたのではないでしょうか。  

  この曲で注目すべきはサビの「Say, “LALISA” love me」という一節。自分が最強で最高!マイウェイを突き進む!といったリサの意思の強さが感じられますね。  

MAMAMOO『HIP』

  ちょっぴり辛口で中毒性のある『HIP』のMVは、黒と赤の配色が刺激的。画面の中でメンバーそれぞれのキャラクターが光っています。ころころと移り変わる表情とメカニカルなダンスが観る人を飽きさせないミュージックビデオに仕上がっています。  

  印象的な歌詞は、サビの「物議を醸すファッション でも気にしないでただアクション(和訳)」というフレーズ。MV内でメンバーが纏っている衣装もこの歌詞に負けず劣らず強気な様子が見え、ファッションを含めさまざまな角度から楽しむことのできる作品です。  

ITZY『WANNABE』

  タイトルからも読み取れるように「自分が自分であることは完璧なことで、他の誰かをうらやましがる必要はない。」という自分を全肯定するメッセージが込められた一曲。とくにサビで繰り返される「I wanna be me, me, me」というフレーズはポップで耳馴染みが良く、心臓を打つようなビートと共に私たちを勇気づけてくれます。  

  女の子を私なりの方法で楽しんでいこう!という彼女たちの満ち溢れたエネルギーが気持ちを奮い立たせてくれること間違いなしのMVです!  

私達はなぜガールクラッシュに魅了されるのか

私たちはなぜガールクラッシュに魅了されるのかを私の視点から考えてみました。

アーティストの人間性をフォローする時代

  あらゆるタイプのアーティストでごった返す中、ガールクラッシュと表されるガールズグループやアーティストに共通するのは「人間性に惚れる」という点。  

  以前のアーティストは、ステージ上での作り込まれたパフォーマンスを楽しむことがメインでしたが、現代はSNSを通してアーティストの素の姿をかんたんに知ることができるようになりました。  

  個人をフォローする時代と言わているように、手の届かないところにいる偶像としてアーティストに惹きつけられるのではなく、一人の人間として尊敬や共感の気持ちを抱くことができるという視点がガールクラッシュにハマる私たちの中にあるのではないでしょうか。  

私達が惹かれるのは、「魅せるプロセス」

  ガールクラッシュなアーティストは、従来のかわいさや美しさの尺度を顧みず、ありのままの自分を理解し本来の魅力を最大限に活かしています。

  自分なりの美しさに対して客観的な事実よりも実感を重視し、自分らしいスタイルを極め続ける彼女たちの「魅せるプロセス」に私たちは心を奪われるのでしょう。    

■Writer's Profile

竹田 歩未 Takeda Ayumi

  関西在住の大学生。「わたしの性は、じぶんゴト。」というテーマでフェムテックグッズを紹介するフェムテクラブ(Instagram @femteclub)を運営。大学ではジェンダーについて学ぶ傍ら、台湾好きが高じて中国語学習に奮闘中。  

  竹田 歩未 Takeda Ayumiさんの最新記事はこちら   

Instagram:@ayumin_tkd フェムテクラブ  Instagram:@femteclub
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