
第一子を出産、二人目不妊と妊娠。 そして流産を経験した私が今思うこと
意外と多い現代の二人目不妊とは
一人目の子どもはスムーズに妊娠したのに、二人目の妊娠は難しい…そんな話、聞いたことありませんか?
一人目の子どもを出産した後、二人目を希望し、2年間避妊せず性交渉があっても妊娠しない状態を『二人目不妊』といいます。
なぜこのような二人目不妊が起こるのでしょうか?
- 結婚や第一子の妊娠、出産の年齢が高くなることにより、第二子の妊娠期の年齢も上昇。 母体自体の加齢により妊娠しにくくなる。
- 第一子の育児や仕事により、忙しい日々の生活のなかで、性交渉の減少
- 女性側or男性側の不妊原因の増加

私の実体験。二人目不妊からの妊娠とは
一人目の娘が5歳になりはじめた頃、そろそろ娘に妹や弟を作りたいと思い、二人目妊活を始めた当時32歳の私たち。娘は、結婚してから約一年後に自然妊娠で授かりましたので、二人目も避妊しなければすぐに妊娠すると思っていました。
しかし妊活を始めて数か月が経ち、一年経ち二年経ち…一向に妊娠できず。普段は楽観的な私も、周りのママ友が、二人目、三人目と妊娠し出産していくなかで、妊娠しない自分への焦りと、月日だけが経ち自分の年齢が高くなる不安感でいっぱいになることも。時には「もう二人目の赤ちゃんは、あきらめようか」と思う日もありました。
そして私たち夫婦の会話で『二人目の妊娠』というキーワードがなくなった瞬間、妊娠が発覚。よく不妊治療をやめた瞬間、子どもを授かると耳にしますが、我が家もまさにそのパターンでした。その頃は妊活を始めてから三年が経過していました。

そして流産・・・
二人目を35歳でようやく妊娠した私。27歳で娘を妊娠したころは、立ち仕事も何なりとこなし、つわり時以外は健康的に生活していましたが、高齢での妊娠となると日々の歩き方までぎこちなく、非常に気を遣いながら生活をしていました。
そして妊娠2、3ヶ月経った頃、仕事中に不正出血することがしばしば。
なんかおかしいな…と思いかかりつけの産婦人科へ。
やはり母親の勘が的中…赤ちゃんの心音が消えてしまっていたのです。
このときは一瞬、頭のなかが真っ白になり、震えました。
そして高齢出産になるという不安のなか、第二子の妊娠をものすごく喜んでくれていた娘にどう話そうかと、そればかり考えていました。

経験者の私が伝えたい3つのこと
1.定期的に夫婦ともに健康診断を受け、お互いの健康状態を把握しておくこと
男女雇用均等法が設立された今、夫婦ともに忙しくなり、夫婦間での家事や育児の分担が必須となっています。忙しいからこそ、自分自身の健康管理に努め、夫婦でお互いの健康状態を知っておくことがとても大事なことです。
この流産の経験ののち、私は、婦人病を患います。私自身今でも二人目不妊や流産が、こののちの婦人病と何らかの因果関係があったのかなと思わずにはいられないのです。
2.二人目を授かることばかりを考えず、今の目の前にある生活、家族を大切に想うこと
もちろん将来の展望を描くことは大切なことですが、まずは、今自分が築き上げた目の前にいる人や生活を大切に想うことも大事なこと。
3.二人目不妊や流産をネガティブなものと捉えず、次の人生へのステップと考えること
二人目不妊や流産はとてもつらいことです。しかし、この経験はかならず私たちの糧となり明るい未来へのステップとなります。私はこの経験を『わたしは、まぎれもなく二人の子どもを妊娠した。これは、とても喜ばしいことである』と思っています。

■Writer's Profile
ochapichan(オチャッピチャン)
元読者モデル/色彩検定3級/化粧品会社社内技術検定2級/ナチュラルビューティースタイリスト/ペットシッターアドバイザー&ホテルソムリエ/アラフォーママ/美容を中心にライフスタイル、食事、保護犬などの記事を執筆しているライターです。
Instagram :@ochapichan note :ochapichanochapichanさんの新着記事はこちら
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