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12月10日は世界人権デー。人々の権利を尊重するための取り組み内容とは

12月10日は世界人権デー。人々の権利を尊重するための取り組み内容とは

毎年12月10日は、「世界人権デー」と呼ばれる国際デーの一つです。しかしまだまだ世界人権デーの目的や取り組みについての認知度は低いもの。そこで今回は、世界人権デーの活動内容や意義を解説します。世界人権デーを通して、私たちの権利について考えてみましょう。

2021.05.24 レポート

世界人権デーとはどのような日?

国際連合で定められた国際デーの一つ

国際デー

世界人権デーとは、国際連合で制定された国際デーの一つです。1948年の12月10日、フランスのパリで「世界人権宣言」が採択されました。これは、「全ての人間は生まれながら自由であり、尊厳と権利について平等である」といったもの。

人権の軽視から生まれる戦争をなくし、世界平和を実現するために協力することが、世界人権宣言の目的。世界全ての国と人が目指すべき「共通の基準」を打ち出したのです。この世界人権宣言の制定を受けて誕生したのが、「世界人権デー」なのです。

世界人権デーでは、世界人権宣言が定めた共通の基準達成に向け、様々な取り組みが行われています。国際連合による活動だけでなく、世界各国が様々な活動を行なっていますよ。

日本では人権週間が定められている

日本では世界人権デーに基づき、12月4日から12月10日の1週間を「人権週間」と定めています。国際連合が定めた共通の基準に基づき、自治体や保護団体を中心としてキャンペーンやイベントを開催。権利を守ることの大切さを、日本国民に広めています。

毎年テーマが定められている

世界人権デーでは、毎年共通のテーマが定められます。その年の情勢や世界が目指すべき目標に合わせて、様々な人の権利にスポットが当てられるのが特徴。

世界人権デーで行われた取り組み・活動とは

パリ庁舎でのイベント

パリ庁舎

世界人権デーに行われた取り組みとして、パリ庁舎でのイベントが挙げられます。これは、ヨーロッパの外務省が人権擁護に取り組む人物を招き、議論する場を設けたもの。人権問題に対する解説や証言を呼びかけ、世界に現状を伝えようとしました。またこの機会に、フランスの人権に関する戦略の基本方針も発表。

またヨーロッパ評議会の支援で実現した「「国際漫画家ネットワーク」による作品が、このイベントに合わせて公表されました。小さな自治体での活動ではなく、国をあげての大きな取り組みを行なったとして、世界各国から注目されたイベント。

パリ庁舎でのイベント

オープンハウスの開催

オープンハウスの開催イベントは、2019年に東京の新宿で行われた活動。世界人権デーに合わせて有識者を招き、人権をテーマに現在の問題点を解説。どのように人の権利を保護するか、平和な社会を作るためにはどうすればよいか、講演が行われました。

また講演会だけでなく、パネル情報展示や世界人権宣言の映像なども公開。誰でも自由に閲覧できるようにし、少しでも多くの人に人権デーを広めようとした活動です。

世界人権デー オープンハウス イベント

パンフレットの作成

世界人権デーに関するパンフレットの作成は、2018年に行われた取り組みの一つ。世界人権宣言の採択から70周年を記念して、人権啓発パンフレットが作られたのです。世界人権宣言の意義や基準を、イラストやわかりやすい言葉で解説した内容となっています。大人だけでなく子供にも人権デーを広めよう、と行われた活動。

世界人権宣言 70周年周年パンフレット

世界人権宣言の読み上げ動画

世界人権宣言の読み上げ動画公開は、2018年に世界各国で行われた取り組みです。こちらは、世界人権宣言70周年を記念するウェブサイトで行われた活動。世界中の人々が、世界人権宣言の30つの条文を読み上げ、動画をアップしたのです。改めて宣言の目的を理解し、人権についての議論を促したイベント。

世界人権宣言の読み上げ

世界各国の建造物のライトアップ

建造物のライトアップは、2018年に行われた世界人権デーの活動です。ベイルートやシドニー、ニューヨークなど、世界各国の有名な建築物がブルーにライトアップされました。世界規模のライトアップを行うことで、人間の尊厳を守る重要性を訴えたのです。

建造物のライトアップ

世界人権デーのテーマとは

2018年

2018年のテーマは、「人権のために立ち上がる」というもの。2018年は世界人権宣言が採択され、70周年となった節目の年。もう一度原点に立ち返り、人権の大切さや権利を守る重要性を知ることを目的として掲げました。

2019年

若者

2019年のテーマは、「人権を求めて立ち上がる若者」。人権を守るためには、若者が団結して声をあげることが大切なのだと謳ったものです。全世界で行われている若者の取り組みや、子供たちの権利平等を実現する方法などが取り扱われました。

2020年

2020年の世界人権デーのテーマは、「よりよい回復を目指して、人権のために立ち上がる」というもの。こちらは、世界中で広まったCOVID-19のパンデミックに関連したテーマとなっています。COVID-19によって露呈した不平等をなくし、共通の人権基準の適用に向けて活動するべき、と呼びかけました。

世界人権デーの始まりや活動を知りましょう!

人権

世界人権デーとは、国際連合で定められた国際デーの一つ。1950年に制定されてから現在まで、様々な取り組みが各国で行われてきました。今回紹介した内容を参考に、世界人権デーについての理解を深めてください。

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