
自分らしさに誇りを持って。「レインボープライド」が目指す社会づくり
近年、LGBTをはじめとするセクシャル・マイノリティーの人たちに関する、ポジティブな動きが動きが徐々に広まりつつります。その流れを助長する団体の一つが「レインボープライド」。 ”性”にかかわらず、みんなが自分らしく前向きに過ごせる社会を作るために、今回は「東京レインボープライド」がしていることをご紹介します。

「LGBT」とは、Lesbian(レズビアン・女性同性愛者)、Gay(ゲイ・男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル・両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー・性別越境者)の頭文字からなる単語のことをいいます。
性は、単に男性/女性だけ区切られるのではなく、もっとさまざまなあり方があります。それを前向きに受け止め&理解し、社会をよりよくしていこうと活動しているのが、「東京レインボープライド」です。
LGBTの権利を訴える目的で始まったパレードが、日本にも広がった

今やLGBTのシンボルとしても知られている「虹」を名前に掲げる当団体。発足以来さまざまな活動を続けていますが、一番の力を入れているのは「プライドパレード」といっても過言ではないでしょう。
セクシャル・マイノリティーやその共感者が列をなし街中を歩くプライドパレードが初めて起こったのは、50年ほど前のアメリカだと言われています。ゲイが集まるバーに、警察が押し入った事件に対して、抗議とゲイの権利を訴えるために行われたとされています。
日本で初めて行われたのは、そこからもう少し経った、1994年。以降何度か名前を変え、現在の「東京レインボープライド」になったのは、2007年のことでした。パレードは勢い止まらずそれからも年々規模を拡大。2019年には20万人以上もの人が行進したそう。
今年はオンラインで。みんなもLGBTとその問題について考えよう

同様、コロナの影響もありオンライン開催となる本年。プログラム期間の4月24日〜5月5日のうち、オンラインパレードは24〜25日に開催。著名人のトークが生配信されるほか、指定のハッシュタグを使い、SNSから一般の皆さんも参加できるイベントも。他にもさまざまなイベントを予定しているようなので、気になる方は特設サイトをチェックしてみてくださいね。
#おうちでプライド2021一人の理解が、社会を変えることもある
いかがでしたか? マイノリティーな立場にある人が前向きに過ごすためには、マイノリティーでない人の理解も必要です。無理に理解する必要はありません、ただまずは知ること、そういう事実があることに目を向けるその行動が、社会を少しずつ変えていうのではないかと、筆者は思います。
参考資料
ゴールデンウィークのイベントとして開催されるレインボープライドの歴史やイベントをおさらい これまでの東京レインボープライドWriter's Profile
MAHARU
雑誌編集者・フリーライター。女性ファッション誌読者モデル。30代に入り、色んな意味で人生の岐路に立っています。働き方や美容をメインに発信していきます!
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