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京都のSDGsへの取り組み9つ。街や企業の施策〜イベントまでの素敵アイデア集

京都のSDGsへの取り組み9つ。街や企業の施策〜イベントまでの素敵アイデア集

日本の京都市で行われている、SDGsへの取り組みを詳しく知りたいと思いませんか?歴史ある建物が並び、観光スポットとしても人気な京都の取り組みをご紹介。街や企業、イベントなどで見られる素敵なアイデアを、ぜひチェックしてみてください。

2021.03.12 SDGs

京都とSDGsの関係は?

①SDGs先進度調査で1位を獲得

京都

京都には、日本経済新聞が行ったSDGs先進度調査で1位に輝いた市があります。先進度調査とは、SDGsの17の目標を達成するために、全国の自治体が実際に行っている取り組みを調べたもののこと。「経済・社会・環境」の側面から評価を決定しています。

京都市は、2019年に全国815市区を対象に行われて調査で1位を獲得。2020年の取り組みにおいても、さいたま市に次いで2位という実績を残しています。日本におけるSDGs先進都市として名高いのが京都市があることから、高い注目を集めるようになりました。

京都市情報館「全国市区・サステナブル度・SDGs先進度調査」で京都が首位に選ばれました SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説

②推進事業が盛ん

京都市がSDGs先進都市である理由として、推進事業が盛んであったことが挙げられます。歴史的建造物が多く観光スポットとしても有名な京都では、2011年度から「京プラン」という推進事業が発足。SDGsが国連で採択される2015年より以前から、未来を見据えた都市計画のための取り組みが掲げられていました。

国連採択後の2016年には、SDGsの理念や方向性を取り入れた推進事業も開始。「京プラン」や「まち・ひと・しごと・こころ京都創生」といった取り組みの中で、SDGsを意識した戦略が掲げられています。

③11の重点戦略を掲げる

京都市とSDGsの取り組みで注目したいのは、「京プラン」が掲げる11の重点戦略。それぞれの戦略に関連するSDGsの目標を示し、活動を進めています。

京都市が推進している11の重点戦略と、関連するSDGsの目標については、下記のリストを参考にしてください。京都を訪れた際に、気になる戦略に注目してみるのもおすすめです。

京都市の重点戦略とSDGsの関係
重点戦略 関連するSDGsの目標
低炭素・循環型まちづくり 2・3・4・6・7・8・9・11・12・13・14・15・17
歩いて楽しいまち・京都 3・4・9・10・11・12・13・17
歴史・分化都市創生 4・8・9・11・15・17
個性と活力あふれるまちづくり 8・11・17
旅の本質を追求する観光戦略 4・6・8・10・11・15・17
新産業創造 1~17
未来の担い手育成 4・8・9・10・11・16・17
子どもを共に育む 1・3・4・8・9・10・11・16・17
真のワーク・ライフ・バランス 4・5・8・11・17
地域コミュニティ活性化 1・3・4・5・8・10・11・17
いのちとくらしを守る 1~17
京都市における持続可能な開発目標(SDGs)の推進について

街全体で行われる京都のSDGsへの取り組み3つ

①総エネルギー消費量削減

京都のSDGsへの取り組みで、最も評価されているのが京都市の「総エネルギー消費量削減」。市民や業者も含めた街全体の協力のもと、総エネルギーの消費量をピーク時から25.9%削減することに成功しています。

京都市の重点戦略の一つである、「低炭素・循環型まちづくり」に関連する取り組みですね。新築住宅の省エネ化推進、公共建物への再生エネルギー導入などを行っています。

②観光における温室効果ガス削減

温室効果ガス

京都市では、観光における温室効果ガス削減の取り組みも注目を集めています。公共交通機関の乗り継ぎ利便性の向上、安心かつ安全な歩行空間づくり、自動車流入の抑制、自転車利用環境の整備および充実といった色々なものがあります。

例えば、歩道の幅を広げ車道を狭くした取り組みが有名です。歩きやすく、車なしでも観光できる環境が整ったことから、観光客のマイカー利用率が80%削減されたと言われています。また、少し離れた場所の観光にも、レンタサイクルを普及させることで対応しています。

京都ECOトリップ

③SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業への選定

京都市以外での取り組みでは、SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業への選定が注目されています。内閣府が選定したもので、亀岡市・福知山市・与謝野町といった地域が選ばれています。

それぞれの地域では、モデル事業の普及や啓発を通してSDGsを推進させる試みを実施。街ごとの特色もあり、亀岡市の場合では「霧の芸術祭」をハブとして、環境先進都市のための施策を行っています。

亀岡市 SDGs未来都市について

京都の企業に見られるSDGsへの取り組み3つ

①有限会社ジャパンルーフ

京都府の『有限会社ジャパンルーフ』という企業は、「住宅の長命化」という観点でSDGsに取り組んでいることで有名。屋根づくりを専門にした、創業150年を誇る老舗企業らしい取り組みですね。

例えば、断熱効果の高い材料を採用したり自然災害に強い材料や工法を実現したりするなどして、住宅の長命化を図っています。主にSDGsの目標11となる「住み続けられるまちづくり」に貢献するものですね。また、目標7・12・13にも関連する活動を行っていますし、品質の向上や地域との関係にも重点を置いています。

ジャパンルーフ

②小川珈琲

コーヒー

京都市に本社を置く『小川珈琲』は、フェアトレードに関連したSDGsに取り組む企業。フェアトレードとは、発展途上国の原料や製品を適正な価格で購入することで、生産者や労働者の生活改善と自立を促す活動のこと。無農薬や有機栽培といった安全な生産も含まれます。

『小川珈琲』では、国連のSDGs採択前より国際フェアトレード認証のコーヒーが扱われていました。また、フェアトレード以外にも生産国の環境保護や、女性と子どものための支援活動など、SDGsのあらゆる目標に沿った取り組みが見られます。

京都小川珈琲SDGs宣言

③京都試作ネット

企業のSDGsの取り組みとして、『京都試作ネット』も高い注目を集めています。50以上の機械金属加工の京都企業が集まり、試作を専業に受けるネットワークを構築したものです。インターネットを使用した新たな顧客創造の仕組みづくりに挑戦していることが特徴。

『京都試作ネット』の実績には、お掃除ロボットの試作や、買い物カゴの消毒用の装置の試作など色々なものが。主にSDGsの目標8「働きがいも経済成長も」や、目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」などのターゲットにリンクする活動が行われています。

京都試作ネット

イベントから学べる京都のSDGsへの取り組み3つ

①京都超SDGsシンポジウム

シンポジウム

イベントから学べる京都のSDGsといえば、『京都超SDGsシンポジウム』が有名。京都大学が開催するディスカッション型のイベントで、SDGsに関するテーマを、世代や分野を超えて語ることができます。

2018年に発足されて以来、すでに4回のシンポジウムを実施。「食」「資源・エネルギー」「プラスチック」「暮らし・地域」などのテーマについて持続可能性を追求しています。

京都SDGsシンポジウム

②SDGs-1グランプリ

『SDGs-1グランプリ』は、お笑いからSDGsが学べるイベント。『吉本興業』が開催しているもので、東西の人気芸人たちがSDGsの17の目標をネタに入れて披露します。

京都のSDGsに関連するのは、京都国際映画祭での恒例イベントとなっているため。2020年はオンライン開催されて話題になりました。楽しみながらSDGsを学びたい人はチェックしてみましょう。

京都国際映画祭

③エコ修学旅行

修学旅行の定番の行き先の一つである京都では、『エコ修学旅行』というイベントも実施。修学旅行生にもSDGsに協力してもらえるよう、推進している取り組みですね。歯ブラシ・エコバッグ・マイボトルの持参や、食事の食べきりなどに取り組める学校を募集しています。

また、『エコ修学旅行』では、学校独自のアイデアでエコに取り組める「エコ・アクション+1」というイベントへの募集も行っています。

環境にやさしい「京都エコ修学旅行」について

京都のSDGsへの取り組みを知って楽しもう

京都の竹林

京都の素敵な見どころは歴史スポットだけではありません。SDGs先進都市として名高い京都市があることから、SDGsへの取り組みも新たな見どころの一つになっています。

京都のSDGsへの取り組みは、街全体で取り組まれているもの、それぞれの企業が行っているもの、学びに繋がるイベントなど様々。ご紹介したものを参考に、京都に訪れた際には是非その目でチェックしてみてください。

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